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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信629 ・イラク戦争を検証する時

2010-08-24 06:31:29 | 日記
おはようございます。菅さんのこのところの発言は覇気のないことおびただしいですね。
生き生き箕面通信629(100824)をお届けします。

・イラク戦争を検証する時

 イラクで6年前に拉致され、その後解放された高遠菜穂子さんの音信を、昨日の朝日夕刊(一面)で知りました。

 高遠さんは、昨年4月に拉致事件以来初めてイラクを訪れ、イラクの友人から歓迎されて、「5年経ってやっと、私の命の時計はちゃんと動き始めました。私の04年はやっと『過去』になりました」と語っています。

 その高遠さんはいま、「政権交代があった今こそ、イラク戦争を検証する時。米国を支持した日本ん瘀責任として、ぜひ取り組んでほしいんです」と強く主張しています。

 当時、イラクのファルージャでは、米軍による掃討作戦で多数のイラク市民が殺されました。その結果、反米感情の矛先が、アメリカを支持して自衛隊を派遣した日本にも向けられ、そのあおりで高遠さんも拉致されたのでした。

 当時、小泉・竹中ラインの政権は市場原理主義に真っ赤に染まり、「貧乏になるのも努力不足の自己責任」としきりに「自己責任論」を振り回していました。「テロ組織に拉致されたのも、危険を承知で行った結果だから、自己責任」と、キャンペーンしました。

 一方、当時のパウエル米国務長官は「危険地域に行くリスクを誰も取ろうとしなかったら、我々の世界は、前進できなくなる。日本の民間人が、高邁な思いを胸に危険に身を投じたことを、私は大変うれしく思います」と、語りました。日本政府と全く正反対の感覚です。

 ぼくは、パウエルはアメリカのイラク侵攻には反対だったのだと思います。

 それはさておき、欧州各国でも進んでいるイラク戦争の検証を、政権交代した日本で、民主党はなぜ始めないのでしょうか。こうした検証をひとつひとつ丁寧に積み重ねていくことが、成熟した民主主義国への道だと思うのですが、そこまで成熟していないと認めているからかもしれません。

 それなら、ジャーナリズムが先行して進めてもいいのですが、ジャーナリズムもまだ成熟していないということかもしれません。