生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信388 ・鳩山首相には代わってもらうべきか

2009-12-24 06:01:14 | 日記
お早うございます。今晩はクリスマス・イヴ。写真をつけてみました。
生き生き箕面通信388(091224)をお届けします。

・鳩山首相には代わってもらうべきか
 鳩山政権がスタートして今日でちょうど100日。しかし、鳩山首相に対する世論の目が厳しくなってきました。潮目が変わったとはいわないまでも、水面すれすれの際どい低空飛行です。後継候補として、菅直人副総理、岡田克也外相、原口一博総務相などが取りざたされるほどの”危機的”状況のようにすら見えます。

 鳩山首相については、とくに指導力に?がついています。八方美人すぎて何も決めきらない、ぶれる、何をめざしているのか根本の政策が見えない、とさんざんです。加えて母親からの献金問題。鳩山首相炎上中といった様相です。

 しかし、そうでしょうか。ぼくにはトロイカ体制は、次第に鍛えられつつあるように見えます。鳩山、小沢、菅のトロイカ。100日目を過ぎて、これから味が出てくるのではないでしょうか。いままでは仕込みの時期だったのです。

 宇宙人の鳩山首相がふにゃふにゃ言っている間にいろいろな議論が出る、菅副総理は自分のアドバイスをする、それでうまくいけば小沢幹事長は出ずにすむ、そんな政権運営です。いまのところ鳩山首相の経験不足からオザワが出ざるを得なかった。しかしこれは、鳩山氏が自立の力をつけるまでは、オザワが指南役を務めるのは、日本丸の航海のためには仕方のないところです。

 この3人は、同士としての間合いが分かってきたように見えます。菅氏は鳩山政権を全力で支える。オザワも、憎まれ役を買ってでも、鳩山政権を支える役回りに徹するように見えてきました。周囲では、かしましすずめがかしましく騒いではいますが。

 確かに、説明不足の感はいなめません。ぼくももどかしい思いです。なぜ、きちんと説明しないのか。政治家にとって、言葉は命です。民主主義のルールにのっとって有権者の納得や同意を得てちゃんとした政治を実行するには、命の言葉で伝え続けるいがいにありません。政権交代で民主党に求めた大きな部分は、説明責任を果たす政治だったはずです。

 大手得の新聞などもそこに不満があるようです。それにしても大手の新聞は貧弱な紙面づくりです。政治に対する立ち昇ってくるような拡張の高い香りが少しも感じられない。政治部あるいは論説委員の品性を臆面もなくさらけだしているようです。

 鳩山・宇宙人に代わっていただく必要はないと思います。絶妙のトロイカの味は、これからが楽しみです。これから3か月くらいの間にはかなりいい味が出てくるのではないでしょうか。楽しみです。