生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信365 ・民主主義に位の戸を吹き込むとき

2009-12-01 06:22:56 | 日記
おはようございます。おかきの「はりまや」がやっている無料カフェが読売・神戸支局の隣りにオープンしました。
生き生き箕面通信365(091201)をお届けします。

民主主義に命を吹き込むとき
 政権交代が実現したとき、多くの人が前途に明るさを感じたのではないでしょうか。それは、透明で分かりやすい政治が行われるという期待だったはずです。

 ところが、これまでに明らかになってきたのは、ほとんど前政権時代とかわらない風景です。

 鳩山さん、自分の政治資金に向けられた疑惑にはきちんと説明責任を果たしてください。逃げ回らないで党首討論に応じればいいではないですか。より根本的には、「この国の形」をどうしようと国民に呼びかけるのか、ビジョンを明らかにしてください。

 民主主義は自由な討論によってこそ生きるシステムであることは、みんなが承知していることです。当事者が自分の意見や立場を明らかにすることで成り立つシステムです。いまの民主党は、みんなが知りたいことに充分に応えていない。だから、不満のフラストレーションがたまります。

 民主主義は、言論のタイミングも大事ですよね。「後出しジャンケン」や「証文の出し遅れ」のような意見表明では、しらけるばかり。適度なスピードで走ってもらわないと、のろのろ、もたもたでは政治を見せられるほうがイライラします。

 国会は、12月4日までの4日間の会期延長が決まりました。せっかくの会期延長です。それを生かして、堂々と論戦を進めていただきたい。当たり前のことを当たり前にしていただきたいのですが。