カルテ番号 と・8(5)
簡単な記入事項を書いて、病気はないが何となく不調だと話した。
仕事が続かなく、今就活中だとは言わなかった。
「そうですか、マット仰向けになって下さい。
話したい事、訊きたい事、好きに話して大丈夫です」
そして院長は軽く一通り身体に手を置いてから、頭の方に移動した。
頭部全体を両手の指が触れる。
「気功って初めてですが、こういう感じですか?」
「する人により違うと思って下さい。
また、受ける人の感じ方も違います。
更には、同じ人でも、その時々で違う感覚になることもあるようです」
身体に触れられるのは好きでないはずなのに、安心できる気持ち良さがある。
そして、3分も経った頃、右の胸の下あたりが痛くなってきた。
「右の横腹あたりが痛いです」
耐えられない痛さではないが、重く痛い。
「肝臓に負担がかかっていましたから」
何事もないような口調だった。
実は、気功などというものを信じてはいなかった。
だが、受けた事がなかったから好奇心もあった。
インチキかもしれないと思っていた。
ところが、この痛さは気功で浮かび上がってきたものだと確信できる。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。
ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して
18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)