長い間東京で暮らしていた姉。
当時は和文タイピストで独立していた。
その後ワープロが登場し、パソコンが普及する。
今は絶滅してしまった業種の一つだ。
いろいろの事情があったのだろう。
水上に帰ると言う。
しかし、適度な就職口は無い。
そこで、私と一緒に喫茶店をすることになった。
姉は半年前から、洋菓子部門の学校にも通っていた。
もともと料理が得意な姉だ。
軽喫茶部門も通い、二つの基礎を学んでいた。
私は、平日を姉のアパートから学校に通った。
週末は帰ってきて、棟梁などと打ち合わせ。
そして、棟上(建て前)の日が来た。
当日は、棟梁組(関係者)だけではなかった。
私の仲間連中が仕事を休んで来てくれた。
職人達だが、今回の私の店には関わり無いのに。
ワイワイと、親父っさんの指示で動いてくれた。
ありがたかったなぁ・・・
夕方には、屋根の上から餅撒きをした。
25歳の時は初めてづくしで余裕がなかった。
30歳時は、仲間が多く手伝った事もあり楽しめた。
そして、屋根だけの家の中での酒盛り。
親父っさんも、本当に嬉しげに酔っていた。
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