この専門医は気さくな医師だった。
診察に巡ってきて、いろいろ話をしてくれる。
私の無くなった靭帯についても教えてくれた。
無いままで、プロスポーツをしている人もいる。
すぐに歩けなくなって、杖か手術を選ぶ人もいる。
個人差が大きいので、経過を診なくては何ともいえない。
老年になると、杖の可能性が高い、等々。
私の足の様子を見て、杖で動いていいと許可が下りた。
もう動いていたけど・・・
その後すぐに、異例の速さだが、リハビリ室に行くようにと。
リハビリ師の人は、負荷をかけた一通りをさせて首を捻った。
本当に手術をしたのか?もう来なくていい。
リハビリは一日で卒業となった。
私は普通に歩いていた。
専門医は、異例だが、と断って退院させてくれた。
その代わり不定期での検査を約束した。
私はかなり特殊だったらしい。
私が退院する時、同じ日に手術した一人はまだベッドから出られなかった。
その後、何年にも渡って呼び出されては検査した。
交通費、日当が出る特別検査だった。
やはり、その専門医が扱ったケースで、私は特別だったらしい。
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