水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「迷解剣客商売・40」

2011-06-09 20:20:30 | Weblog


今日の独善つぶやき・・・

今日も桐生に出張治療。
5時間の治療依頼だった。
長い時間をするのは、充実していい。
「疲れるでしょう?」と聞かれるが、
氣功自体は、そうでもないのだ。
身体を動かさないから、疲れるだけだ。
遠慮しないで、もっと依頼してくれぇ・・・


「迷解剣客商売・40」

数名の武士に襲われている男を助けた大治郎。
手当ての甲斐無く亡くなるが、襲った方は邪推する。
死ぬ前に、秘密を大治郎に話したのではないか?
大治郎を暗殺しようと画策するが、大治郎強い。
ついに、首謀者の旗本主が自慢の槍術で乗り出る。
不意打ちをかけるが、大治郎、切り伏せる。

「五千石の大身を切って捨てたことになる」
「さようで・・・」
まぁ、相手が悪いのだから大治郎にはお咎め無し。
理由も、くだらない事だ。
なにも人を殺してまで守るような出来事じゃない。
旗本、大名、将軍、大統領、首相、主席、国王。
くだらない連中は、地位に関係なく、どこにでもいる。

それでも手傷を負った大治郎。
介護するという内弟子の粂太郎に小兵衛が言う。
「わしの家に来い、ご馳走してやるぞ」
「いえ、私は若先生の看護を・・・」
「今夜は、別の人に看護させてやれ」
見舞いの品を抱えて、向かって来る三冬を見つけたのだ。
三冬の心を見透かした、親心の小兵衛だった。
(「暗殺」より)

        
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します)
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