士農工商という身分制度があった。
武士は威張っていた。
威を張るのは、心が狭いからだが本人は気づかない。
今でも、地位、役職とか性別とかで威張る男がいる。
恥ずかしいという事を知らずに育ったからだ。
小兵衛は名人になった。
剣の道からも、武士からも放れている。
だから、武士社会(男社会)のアホらしさを口にする。
人品卑しいまま、権力を持つ階級を痛烈に批判する。
「世の、人の手本ともなるべき大名・武家。
このざまでは、徳川の世も末だのう」
現代でも、全く通用する言葉だろう。
武士や男社会の常識から解放されている小兵衛だ。
飯も汁も簡単に作る。
まだ武士社会の剣客意識の三冬に夕食を作ってやる。
三冬は赤面する。
これも、現代に全く通用する。
自分や他人の飯を作れぬような男は使い物にならない。
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