せっかく変態したのに元に戻る場合がある。
変態し直してしまうのだ。
元の癖に引きずられて変態し直す・・・。
すると・・・消えた病も元に戻る。
霧が晴れたと思った「気づき」も隠れる。
せっかく病になったのに無駄時間にする。
せっかくチャンスが訪れたのにフイにする。
せっかく「気づき」を得ても捨ててしまう。
せっかく変態したのに、変態し直してしまう。
故御師匠様は注意してくれた。
「病になった。病が治った。それぞれに意味がある。
自分一人で嘆くな。喜ぶな。
多くの人やモノに支えられているんだ。
感謝が無ければ、元に戻るぞ」
病になっても感謝。
治っても感謝。
ワシは最初「病への感謝」が理解できなかった。
今は解る。
病だって変態だ。
変態と感謝はセットだ。
人は変態する為に「この世」に来た。
だから、どんな変態だろうが感謝だ。
変態よ、ありがとう・・・。
(どう書いても、何か変?)
戻らない呪文の一つに「ありがとう」がある。
「ありがとうございます」がある。
これは行い(言葉を言う・書く)だ。
「感謝」は心で思う事ではない。
(もちろん、心で思ってもいいけど・・・)
心だけで感謝しようとしても、心はヒネクレている。
心は矛盾する多種多様の塊で創られているのだ。
だから、心は放っておくのだ。
変態に大切なのは「行い」なのだ。
「ありがとう」を言えば(書けば)
病は元に戻らない。
何度も言えば、心は追ってくる。
心と行いが一つになると、大きな力となる。
心の感謝は「行い」で決まる。
(本館は 「氣の空間・氣功療法院」