水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

献血考・3

2005-06-04 20:59:38 | Weblog

大切な血(思い)。
温かい血(思い)。
だから、自他の役に立つ。
冷たい思いは、自他の役に立たない。

大切な血(思い)を自分の為に使う時、
捨ててはダメだ。
死んじゃうぞ・・・。
だが、他の為に使う時には、
捨てれば更に活かす事ができる。

自他では意識の使い方が逆になる。
この点が理解され難いようだ。
(深い表現なら、自他の意識の使い方は同じになる。
しかし、深く自分を使える人はマレなのだ・・・。
理屈で解っても、実行は難しい。
他より、自の方が、難しいのだ)

親が子供を思う。
とても大切に温かく思っている。
それは・・・親側の気持ちだ。
それは大事にとっておこう。
自分の為だから。

同じ思いを、そのまま子供に使うと、
子供は自立し難くなるのだ。
自立できない子供は苦しむ。
子供は「大切な他」なのだ。
他に使う時には、捨ててこそ活きる。
親心は捨ててこそ、親心が活きる。

本当に大切だから捨てる事ができる。
「捨てる」のは「冷たくする」のではない。
「厳しく」するのでもない。
「無関心」になることではない。
相手を最高に思えば、捨てる事ができる。

捨てなければいけないわけじゃないが、
捨てれば更に活かせる。
同じ献血をするなら、捨てる方が元気になる。
使われる相手が、更に元気になる。

そして、ここからが不思議な仕組みだ。
「生命」は不思議に満ちている。
中途半端な知識で語るモノではない。
ワシは「不思議な仕組み」を「ヒネクレ」と表現する。
この世は、ヒネクレている。
生命の仕組みは、この世の仕組みと相似している。

血は「生命の氣」を宿している。
捨てれば、不思議の仕組みが動く。
(捧げると表現するのは、少し恥ずかしいだろ)
生命は捨てると、流れ込んでしまうのだ。


(本館は http://iiki.desu.jp/  「氣の空間・氣功療法院」
コメント
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