『倹約と幸福 - エネルギー・環境問題解決への道』(新宮秀夫著、小学館新書)を読了しました。
哲学、文学、経済学、宗教、科学などのさまざまな点から環境問題を30のコラムで解説しています。
エネルギー・環境問題を解決するためには、
倹約
を奨励されています。
この不況下、消費を喚起する施策が取られていますが、エネルギー大量消費社会における一時の経済の問題より、本筋は環境問題であり、これが解決しなければ人類そのものが存続できない。乗用車より自転車、自転車より徒歩、できるところから着手しないとあきまへん!
「倹約」と聞けば、「そんな堅苦しいこと、やめようや!」という感じでしょうが、楽しく倹約できるように、あるいは倹約すればお得にすれば、「利」に敏い人から行動へ移るんでしょうね。
若い人達にも読んで欲しいですね。著者