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「言葉」が人生を変えるしくみ その最終結論。

2018-01-25 16:58:10 | 

   自らが発する言葉、そして、耳から入ってくる言葉も時として、心を穏やかにしたり、気を悪くしたりします。特に、使う言葉は大切だと言われるが、なぜかということになると判断しかねます。その解決に最適なのが本書ではないでしょうか。

  「言葉として存在しないものは、認識できない」、つまり、「目の前の現実は、すべて自分自身の『認識』が引き寄せた結果」であり、「現実を変えるには言葉を変える、または拡大する」必要があります。様々な知恵を取り込む、自身の認識の外側は「本」「旅」「人」であり、それらが人生を変える三種の神器とおっしゃっています。

  人間の潜在意識は、「安心安全」を守るために、24時間365日働いています。そのために、潜在意識は変化を嫌い、願望を成し遂げる最大の抵抗勢力となります。だからこそ、感覚である潜在意識に影響を与え、新たな認識をつくるためにも意識である言葉を、口癖になるまで唱え続けることを推奨されています。もちろん、否定的な言葉は防衛本能を発揮する潜在意識を後押しして、実現しやすくなるので、極力避けなければなりません。

  「言葉は人をつくる」と言われます。自分の幸せ実現のためにも、言葉を吟味し、発しましょう!

『「言葉」が人生を変えるしくみ その最終結論。』(石田久二著、Clover出版、本体価格1,700円)

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