アバウトなつぶやき

i-boshiのサイト:「アバウトな暮らし」日記ページです

句読点

2008年10月17日 | ぷちねた
 ワタクシは品質表示を読むのが好き。
 小学生の頃に「つぶつぶみかん」ジュースに「さのう」の文字を見つけ、親に「さのうって何!?」と尋ねた程度には好きなのです。
 ※「さのう」ってのは、柑橘類の房の中にある、果汁の入ったちっちゃい粒のことっす。念のため。

 そんなワタクシ、今年もPTAの部会で広報部の活動に参加しています。
 4年前にも一度経験していますが、その時はレイアウトが主な仕事だったので気付かなかった疑問を最近持ったのです。
 先日、アンケート集計を要する記事に関わった際、記事中に結果を箇条書きで列記している箇所がありました。
 その内容が、ほとんどのものは名詞で終わる単語なのですが、中には文章になってしまうものもあります。
 単語を箇条書きにする時は、普通は最後に「。」は付けませんよね?
 でも、文章の最後には「。」を付けると思うんです。
 原案を作って下さった方は「とりあえず」ということで全てに「。」を付けてきてくれたのですが、「モーニング娘。」じゃあるまいし、単語に「。」を付けることに違和感を持ってらっしゃいました。

 で、品質表示好きのワタクシは言ったんです。
「シャンプーなんかの裏を見ると、『、』があっても『。』はない文章がよくありますから、『、』だけで大丈夫です!」と。

 ワタクシが太鼓判を押してしまったので、その場は「箇条書きの部分は『。』はナシにしましょう」となったのですが、家に帰ってから一抹の不安が。
 ホントにそういう文章あるよね…?と。

 家に帰って入浴の際、ウソ言ってたら困る、と思いシャンプーや洗顔料を引っくり返して確認する。
 そしたらあら、びっくり。
 その場にあったほとんどの製品の注意書きは「、」と「。」と両方が明記されています。


 えーっ!?絶対に見たことあるはず!なんで無いの!?
 待てよ、記憶に新しいわけじゃないってことは古い製品から新しい製品になった際に表記方法を変えたのか…?
 少し不安を抱きつつ、洗面所をガサガサしていると…

 あった。
 ドライヤーの表示に「、」はあっても「。」はない文章を見つけました。

 さらに、気にしてみるとこんなのもあった。

 同列の文章でありながら、前文には「。」があって、後文には「。」のない文章を発見しました。(これは炊飯器)

 ちなみにこの話を職場でしたら「『、』は読点だけど『。』は句点だからありでしょー。」と言われました。
 あ、そっか。読点は『読』って書く位だから、文章の区切りでないと考えてもイイのね?

 きっと同じような疑問を持ったことある人はいるだろう、と思うのでウィキペディアから抜粋。

句読点(くとうてん)とは、句点と読点の総称。
句点としては「。」や「.」、読点としては「、」や「,」などがあり,種々の組み合わせで用いられる。

句読点の組み合わせ
日本語の文章では、縦書きと横書き(縦組みと横組み)で句読点を変えることがある。すなわち縦組みでは「、。」を使うが、横組みでは「,。」「,.」などの組み合わせを用いる組み方である。これは明治時代に日本語そのものの改革が起きたとき以来続いているが、現代のワープロ・DTPソフトウェアでも、基本的に縦横の組み方を変えたとき、自動的な変換はなされない。(※ミニュートなどは自動的に適切なものに置き換わるソフトもある。)

多くのかな漢字変換システムでは設定によって句読点の使い方を選べるが、ソフトによっては「、。」と「,.」の組み合わせのみで、それぞれを独立して設定できないものもある。こういった表記ルールは各出版社や、その中でも印刷物の種類ごとに定められており、たとえば官報は縦横どちらも「、。」であり、平凡社の世界大百科事典は書籍版においては「,.」、CD-ROM版においては「,。」を使用している。

なお、現在オンライン上にあるウィキペディアは通常のブラウザでは横組みで表示される状態で提供されているが、句読点は「、。」を使う方式を採用している。ただし、数式や欧文等を多用する分野などでは、日本語文に対して「、。」を基本としながらも、数式等に対しては整合性をはかるための「,.」(多くは半角の "," "." を用いる)が混在している(これについては確たるルールの合意はなされていないが、概ね直前の文字に従って使い分けが行われているようである)。
1951年(昭和26年)に『公用文作成の要領』が第12回国語審議会で議決、および建議され、翌年1952年(昭和27年)に各省庁に通知された。この要領において公文書は横書きとし、句読点は「,。」を用いるよう定められている。この要領は1986年発行の内閣総理大臣官房総務課が監修した『新公用文用字用語例集』にも掲載されており、現在も有効である。にもかかわらず、50年以上経過した現在においても、官報を始めこの要領に沿わない公文書が多く発行されている。ちなみに、旧文部省においては横書きは「,。」で墨守されていたが、文部科学省への省庁再編時に旧科学技術庁の職員から不便であるとの苦情が寄せられたこともあり、公文書でも文書中で統一が取れているならば横書きでも「、。」でよいという内規にされた。 また、現在日本で使われている、横書き(数学、理科、社会、英語、音楽など)の教科書のほとんどは、「,。」の組み合わせをしている。(国語は、「、。」を使用。)

その他
全ての賞状や感謝状には句読点は用いられていない。その理由は、句読点を用いると読みやすくなるのは確かだが、それは「あまり読む能力のない人」のためにつけるものなので表彰される人を見下すという印象を与えるからである。


句点(くてん)は、日本語文書で文の終わりに打たれる約物。横書きでは下に、縦書きでは右に打たれる。

概説
古来の日本語文書には無く、欧文の翻訳文への終止符・疑問符・感嘆符の替わりとして使用され始め、純粋な日本語文書にも定着した約物である。しかし、2000年代初期からは句点を使用しない文が増えている。特に、若者を中心に広まっている。これは、漫画やテレビの字幕の影響もある。


読点(とうてん)は句読点の一つで、日本語文書で文の途中の区切りに打たれる約物。 横書きでは下寄りに、縦書きでは右寄りに打たれる。

用法
西欧語の文章では、文の途中の区切りにコンマが用いられる。多くの西欧語で、コンマを打つべきか打たぬべきかが比較的厳密に定められている。いっぽう、日本語では読点をどこに打つかについての規範が明確でなく、筆者の裁量が大きいと言える[3]。主語を文の冒頭に位置させたときについては一般的には主語の後につけること(例「ウィキペディアは、~である。」)が推奨されている[要出所明記]。日本国憲法を始めとする法令の条文では、主語を文の冒頭に位置させることが多いため、主語の後に読点をつけることになっている[4]。

古来の日本語文書にはなく、欧文の翻訳文へのコンマの替わりとして使用されだし、純粋な日本語文書にも定着した約物である。


 どえらい長い文章をコピペしてしまいました^^;
 つまり要約すると、「、」と「。」の使い方に、明確なルールはないらしく筆者の裁量によるということ。
 文部省は縦書きなら「、。」、横書きなら「,。」を使うように指導していたが内規などもあり、現代ではそのルールはあやふやだということ。

 結局、読みやすければ好きにしてイイってことなのね。
 おまけに、句読点を使うと「文章の読めない人」扱いされるなどとは、賞状ってのはえらく崇高な扱いじゃん。
 誰もそんなこと思わないと思うけど…所詮、決まってるようで決まってないわけだ。人の作るものってのはアバウトってことなんだなー。

 とはいえ、句読点については語りだしたら尽きるものでもないらしく、句読点研究会なるものも存在するようです。すごいですね。

お釜でごはん

2008年10月16日 | せいかつ
 今日は小学校で学年活動。
 長男たち5年生の総合学習のテーマはお米で、春から同級生のお宅の田んぼを借りて稲を育てていました。
 管理はそのお宅でしてくださるのですが、田植えや稲刈りといった作業を体験として手作業でさせていただいてたのです。

 そして今日は、そのお米をお釜で炊いて食べます。
 昔ながらの手法を学んでいたので、炊飯器以外の方法で炊きましょう、となったらしいのですがさすが田舎。
 土鍋で炊くことも検討したようですが「家にお釜のある人は貸してください」と声をかけたらごろんごろんと出てきたらしい。すげー。
 うちの義母宅も古い方だと思うけど、さすがにお釜はなかった…。



 かまどは4ヶ所しか設置できなかったため、お釜の貸し出しの申し出を何軒かはお断りしたとか。
 火加減を見るために、おじいちゃんやおばあちゃんも参加して下さいました。

 そして炊きあがったご飯は…


 底にはおこげのある、ふっくらごはん♪

 ピカピカなのは、我々が頂いたのは機械で精米したものだからだそうですが、それでも炊いたのは子供たち。
 保護者も手伝うという話でしたが、ほとんどは見てるだけで子供たちが自分で作業を進めていました。自然教室を経験した後だから、火の扱いも慣れたものだったんでしょう。

 そんなわけで、今日の昼食はとっても美味しくいただけました。ごちそうさまっ♪

今度は芋~!

2008年10月13日 | たべもの
 この3連休、特別なお出かけなどせずにのんびりしています。
 みなさんはどこかへお出かけでしょうか?

 土曜日は朝方は雨だったにもかかわらず次男の保育園の運動会でした。

 8時半ごろには雨が上がったため、なんとか園庭で出来たので良かった~。
 今年は長男・次男とも雨に悩まされる運動会でした。

 そして昨日は、義母の所属する団体で芋掘り大会。
 長男・次男に従弟を伴って、義母に連れて行ってもらいました。

 おかげでほら、この通り。
 秋の味覚シリーズ、今度はさつま芋なり~♪

 今日は長男がお友達の家に遊びに行ってます。
 最近になってやっと、学校のお友達の家へ遊びに行くようになりました。
 5年生になるまで、保育園からの友人Kzくん(学区外)以外に遊びに行った事はほとんどなかったんです。まぁ、校区が広大で親の助け無しでは仲の良い子の家までたどり着けないという事情もあるわけですが…。(なんてったって、仲の良い子の家までうちから8kmだ)
 長男の持参するおやつも含め、さつま芋をおやつにするぞっ。

 さつま芋は和洋どちらでも使いやすくて嬉しいです。
 今回はゆでる→フードプロセッサまでの工程が同じ3品に。

 砂糖・バター・生クリームであんを作り、作ってあったパイ生地に入れればスイートポテトパイ。
 それに卵黄を足して鍋にかけて少し水分を飛ばし、形を作って焼けばスイートポテト。
 つぶしたさつま芋に砂糖・寒天・水をひと煮立ちさせたものを加えてミキサーにかけてから流し固めれば芋ようかん。

 まだまだ、バターケーキに入れたり蒸しパンにしたり、そうそう天ぷらも楽しみです。
 秋の味覚、誰か次は松茸下さい。。。

昨日と今日の2日間

2008年10月07日 | せいかつ
 ふぃ~、23冊を一気読み。職場の子に借りたのだ。
 今朝、眠かった~。 

■20世紀少年・全22巻+21世紀少年・上下巻

 なぜ23冊かと言うと、「20世紀少年」が全22巻でその続きの「21世紀少年」が上下巻の2冊…なんだけど、「21世紀少年」の方が上巻しか無いのよ~!最後の最後で1冊だけ無いってあんまりだ(涙)。
 職場の子の友人の本なんだけど、彼女は続きも持ってるのかしら?持ってなかったら、次の連休中に子連れでマンガ喫茶行ってしまいそうだ。き、気になる…。

 しかし、借りた分は読み終えたという達成感はあるわけで。こーゆー時は甘いものでコーヒーを一服。

 作ってあった渋皮煮を生クリーム(+砂糖)と一緒にフードプロセッサにかけて


 モンブランにしてみました。


 マロンクリームは余ってるけど、渋皮煮はこれでほとんどなくなりました。
 栗は充分堪能したけど、まだ秋はこれから。もう一度くらい作るかどうか、迷うなぁ。

秋鮭

2008年10月04日 | たべもの
 秋は食べ物が美味しくて嬉しいですね。
 3日前のことになりますが、義弟のところに北海道の知人から鮭が丸ごと1尾届きました。

 義弟のところは5人家族。さすがに自分ちだけで消費しきれないとあって、わが家に「半分もらって~」と持ってきてくれました。
 ただし、うちで捌くという条件付き(笑)。


 ワタクシは包丁というと、万能タイプのものを使っているので出刃包丁がありません。
 80cmはあろうかという魚を捌くのにそんなので出来るわけがない。
 義母に大きなまな板と出刃包丁を借りて初の鮭の解体に挑戦しました…と、言いたい所ですが、包丁の切れ味は今ひとつだし皮や骨は硬いしで、結局は腹を出すのと切り身にするところ以外は主人にやってもらいました。
 


 力はあっても技術はないので、身はかなりもろもろです。
 お見苦しくて申し訳ないけど、たくさん食べ物があるのって幸せですね^^
 義弟宅へは半身を渡し、残りの半身と骨・アラはわが家がいただきました。わーい♪

 まず、その日は骨の周りを焼いて鮭フレークに。
 翌日は、あまり姿のよくない部分の切り身をちゃんちゃん焼でいただきました。
 その次は、早く使わねば!と、白子に着手。腹の中身は筋子でなく白子だったのです。
 白子を鍋にしても誰も食べてくれないので調理法に悩んでいたのですが、ワダちゃんに相談したら一気に解決♪一押しの「白子のフリッター」にしていただきました。
 白子のフリッターをアツアツで食べると中がとろとろになってるらしいけど、ワタクシの調理の手順の関係でアツアツは食べられませんでした(涙)。でも、ふわふわで美味しかった!
 以前、鍋にした時には嫌がった子供達もフリッターにしたら美味しいって食べた~。自分では思いもしなかった調理法なの。ホント、ありがとう、ワダちゃん。
 
 ワダちゃんに相談した際、候補に上がった調理法は
1.鮭のムース
2.鮭クリームスパゲティ
3.鮭とほうれん草のキッシュ
4.サーモンパイ
などなど、鮭+クリームの組み合わせはどれも生鮭で試したいものばかり。引き出し多いよねー。

 残りは姿がやや良い切り身と、姿が良くないので皮を剥いだぶつ切りの身と、アラからスプーンでこそぎ取ったほぐし身。
 前日にパイを見越してパイ生地を作ってあったため、今日のブランチはスプーンでとったほぐし身を使って、サーモンパイとパスタにしました。
 

 切り身は塩を振ってあるので焼き魚にして、残りはあと少し。冷凍してあるし、しばらくしてからムニエルにでもするか~。
 今年はたっぷりと秋鮭を楽しむ事が出来ました。義弟夫妻に感謝です♪