アバウトなつぶやき

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「恵那」川上屋

2005年08月08日 | たべもの
 昨日、博石館からの帰り道に「恵那川上屋」という素敵なお店を見つけました。えっ?川上屋?寄ろう、寄ろう!

 中仙道は栗きんとんが有名ですが、その中でも中津川市にある「川上屋」は有名な老舗です。ワタクシも食べたことがありますがとても上品な栗きんとん。昨年の秋、偶然NHKで川上屋の栗の選別作業を見ましたが、大きくてキズや虫食いの無い上質の栗だけを選って使っていました。
 もしかしてこの時期でも栗きんとんがあるのかしら~♪と店に入ってビックリ。洋菓子が並んでいました。うっわー!美味しそう!最近は洋菓子までやってんの!?
 今は栗きんとんは予約時期のようで、商品を置いてありません。せっかくなので、栗蒸羊羹風の菓子を買って帰ることにしました。
 帰り際に洋菓子を見て、ホールケーキを買えと泣く次男。「あのね、こんなケーキは近所のお店で買うものでしょ。欲しかったらうちに帰ってから買いに行こうね。」と言い聞かせても聞く耳持たず。店の中で「えーん!えーん!(ウソ泣き)」と大声で叫んでくれました。
 さすがにホールケーキは無理なのでモンブラン(名前はもっと和風でしたが)とムースを買って、ご機嫌取り。ぐずるので車の中で食べさせてやりました。
 こんなに美味しそうなお菓子なのに、車の中、プラスチックスプーンで食べるなんて…とは思いましたが泣く子には勝てません。ねぇ、かーちゃんにも少し分けてよ、と少し食べさせてもらったのですが、普通の洋菓子屋さんのモンブランの味でした。なんだ、栗きんとんの名店だから、もっと栗の味がすごいかと思った。
 ---などと思いながら洋菓子に付いていたカードに目を通していたら
恵那川上屋
 中央店(恵那)・瑞浪店・土岐店・可児店・飛騨工房…
 おいおい!中津川はっ!?
 そう、名は川上屋でも、件の「川上屋」と「恵那川上屋」は別店だったのです。
 そうだろうなぁ、洋菓子があるんだもん、オカシイと思ったよ。

 今日になって食べてみたのが写真の「くり壱」というお菓子。
 「川上屋」ではなかったけれど、これはこれで美味しいお菓子です。ただ、栗いっぱいを想像して食べるので、朴葉の香りやまわりの餡はちょっぴり余計な気がしないではありませんでした。
 あぁ、栗きんとんが食べたくなってきた。
 立秋も過ぎた事だし、今から秋が待ち遠しいなぁ。