アバウトなつぶやき

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ごほうびランチ

2005年07月09日 | たべもの
 昨日の大阪めぐりのおまけです。

 今回、大阪へ行くにあたり特に用のなかったワタクシ。あくまでも「姉の付き添い」だったため申し訳なく思ったのか、姉が「付いてきてくれたら梅田の【吉兆】でランチをおごってあげる」と言ってくれてました。
 吉兆は【京都吉兆】と言って、懐石で有名な名店です。ここで夕食なら、ひとり5~10万円は持っていないと無理だそうな。
 今はネット予約をしている位だから以前ほど格式ばっていないのかもしれませんが、本来一見さんは入店する事が出来ないのだそうです。つまり、いくら金を積んでもそれなりのステイタスがないと入れない…。
 姉はお茶を習っているので、一度で良いからお茶事の懐石を吉兆で食べてみたいのだそうです。
 
 その吉兆の支店が梅田にあるというのですが、その名も【茶寮 吉兆】。茶寮ですよ、茶寮。あくまでも格が違う別店です。ねぇ、本当に同系列なんですか?(名前を真似するってよくあるじゃない…)
 でも、懐石ランチは1万円から。「から」っすよ!単なる昼ごはんに2~3万円出す人、いるの?やっぱり?!
 りーこ姉さんは「せっかくだから懐石にする?」と言ってくれたのですが、おごりと分かっていてせびるのもなんだと思い「お弁当でいい!そんなに出されても食べ切れなかったらもったいない!」と、断ってしまいました。でもね、弁当でも5千円よ…。

 件の吉兆が同じなのか違うのかは、ワタクシにとってはまさに些事。問題は食べさせてもらったランチが美味しいかどうか。
 で、出てきたお弁当はこんなカンジ↑
 あんまり格の高いところなら食事中に写真なんて、と思ったのですが、入ってみるとちょっと上品なデパートの中のレストランという感じでした。
 お味はと言うと、お弁当とはいえお吸い物の出汁は上品だし、鱒のみそ焼きは美味しいし。かまぼこひとつとっても丁寧に作られている味わいがあって、とって美味しいランチでした。
 
 そんなワタクシも、帰りは歩き疲れで足が痛くてたまらず、特急の中で靴を脱いだままお弁当を食べる事になりました。ひ、昼間とのギャップがありすぎ。
 なれない踵の高い靴を履いたまま丸一日歩いたせいで、夜、足が痛くて鎮痛剤を飲まないと眠れないくらい痛くなっちゃったんだもん。許して欲しい…。
 ケド、デパ地下で買ったお弁当もとっても美味しかった。何食べても美味しいって、幸せよね。