ゴミ拾いに挑戦してて、休み中だったけど再開しました

いつの間にか浜がゴミの山に。自分自身の健康のためにもゴミ拾いを始めました。引っ越し先から戻ってきてゴミ拾い再開しました。

大山街道を歩く

2011-10-07 11:48:26 | 大山街道
大山街道とは江戸赤坂御門を起点として、大山阿夫利神社までの道です。
江戸時代中期に庶民のブームとなった大山詣での道として盛んに利用されていました。
その大山街道を8回にわたって歩く会に参加することにしました。

9月26日はその第一回目で、赤坂御門跡から用賀までの約12キロを歩きました。
25名ほどの参加者に3人の指導員がついてくださいました。
参加者の方はほとんど私よりは年上でしたが皆さん健脚で、とてもかなわないなぁと感じました。
日ごろから鍛えてらっしゃる方が多い様でした。


大山街道 ①



集合場所の半蔵門線永田町の駅を出ると
あら~~、あら~~都会だわ~。

でも大丈夫
大山街道を歩く会の人が旗を持って待っていてくださいました。





あら~、あの高い建物は何かしら??
(家に帰ってから、これが赤坂プリンスホテルだと知る、取り壊すなんて勿体ないなぁ)





ここが、赤坂御門跡です。
江戸城の石垣が残っていました。
ここが大山街道の起点です。
さあ、頑張るぞ




アキアカネがいました。




赤坂御門跡から、今来た道を戻って豊川稲荷に向かいます。
弁慶橋と弁慶堀





豊川稲荷です。



豊川稲荷から、大通り(246号)を渡って反対側に行きます。
少し戻って脇道に入ります。

牛啼き坂です。
荷を運ぶ牛が啼くほどの急坂だったらしいのですが
今は、そんなに急な坂ではありません。
丘陵地帯に住む者にとっては何だ?坂か?くらいなもんです



牛鳴き坂を登って大山街道は尾根道を進む事になるそうです。
なので弾正坂、薬研坂など、大山街道から見ると下り坂があります。


脇道から再び246号に戻ります。
右に赤坂御用地を見ながら道なりにしばらく進みます。



高橋是清翁記念公園に着きます。



更に2464号を進みます。




神宮外苑の銀杏並木が見えてきました。
去年、黄葉の頃に来ましたが、今はまだ葉が青いです。
?ちょっと剪定し過ぎではないでしょうか??
てっぺんの方が細すぎに感じるのですが。







梅窓院の入り口

梅窓院の境内には徳川家康からの家臣、青山氏の12代にわたる墓石があるそうですが
中には入れませんでした。
青山という地名は領主青山氏に由来すると言われているそうです。








善光寺
家康が長野の善光寺から勧請して谷中村に建てた物をこの地に移したのだそうです。




善光寺の彼岸花 
 
                                    







国連大学
この大学の中は治外法権なのだそうで
「相棒」のネタに使えないかなぁなんて、一人妄想






御嶽神社入り口
こんな所に神社が?という所にあります。
この階段を上って建物の2階部分?が神社となっています。




宮益坂を下り
渋谷の駅を通り過ぎ、道玄坂を上ります。


道玄坂の碑
大和田道玄という山賊の親分がこの坂の名の由来だと言います。





今度は大坂を下ります。
大坂バス停のあたりから右に入る坂道を下ります。
山の手通りを横切り、今度はまた上ります。


上った所にあるのが上目黒氷川神社
この神社の上り口に大山街道の道標があります。





246号に再び戻り進みます。

目黒川緑道
目黒緑道は私の様な田舎者には何とも不思議な緑道です。
暗渠になっている目黒川の上を作り物の下水処理した水を流した小川が流れているのです。
下流は暗渠になっておらず、春に桜並木を見に来た、あの目黒川です。

ここで、お昼の休憩となりました。





246号から脇道に入り旧道を進みます。


以前にbikkiさんの下町ツアーで行った事のある名倉医院の分院?がありました。
由緒ある接骨院です。


千住探検




池尻稲荷の入り口には大山街道の碑がありました。
池尻稲荷の境内には枯れずの井戸があり、大山街道を行く旅人ののどを潤したとの事です。
今でも枯れずに井戸は残っていますが
飲用には適さないようです。




246号に戻ります。
田園都市線三軒茶屋駅を出た所に不動尊の道標があります。
ここから世田谷通りを行きます。
大山街道は三軒茶屋から上町線と新町線(桜新町を通る)の二本に分かれますが
この日は旧道の上町線を行きます。





世田谷通りを進んで行くと
大吉寺があります。







大吉寺を過ぎて左に行き、世田谷病院の交差点で右に行くと
ボロ市通りです。
ボロ市は毎年1月と12月にあるそうです。



代官屋敷
江戸時代に彦根藩世田谷領の代官を務めていた大場家の住宅。
世田谷区の郷土資料館もあります。










桜小前交差点を左に入り、弦巻(つるまき)商店街を行きます。
商店街??
「商店街」と書いた看板が道筋に並ぶ街灯についていますが
商店があまりありませんが・・。




小さな公園の中に、大山街道 旅人の像があります。






弦巻4丁目交差点 庚申塔




大山街道追分
ここで三軒茶屋から分かれた新町線と合流します。




あともう少しで今日の終点、用賀です。
疲れました~~。



真福寺
赤い門です。





そして用賀にたどり着きました。
大山街道を歩く会の第一日目の行程はここでお終いです。
ああ、足が疲れました。
足の裏がどんよりしていました。
疲れました


これから一か月に一回のペースで大山まで歩くことになります。
予定では来年の3月か4月に大山まで行く事になっています。
牛鳴き坂とか道玄坂とか大阪とか
都内の坂は坂と言っても標高差は20メートルくらいです。
これから丘陵地帯に入って越える坂は40メートルも50メートルもありそう・・
ついて行けるのか不安ですが
頑張ってみます


この日歩いた所の地形図です。
赤坂御門からひと山越えて渋谷の谷に入り
またひと山越えて目黒川の谷におりて用賀までゆるい坂を上った
という事の様です。