今回は最近ベストを更新した3年目漕手大西流エルゴ2000TTの極意をご紹介します。
・ある程度疲れを抜いて、ある程度筋肉が張っているコンディションでやるべし
僕は足を振ったり背中を触ったりして筋肉のブルン具合でコンディションを感じとっています。
・ドラッグファクターを下げてレートを上げるべし
僕は体が大きくなく体重も軽いので回転数で稼いでいます。まあ体が大きくて体重が重いやつに同じことされたら勝ち目なくなりますが、、。
・余裕にまず1000mコンスタントで漕ぐべし
僕は1000m終わって「まだ余裕やん」と思えるくらいのコンスタントでまず第1・2Qの1000mを終わらせます。
では実際にアテンション、ゴッ!
スタート5本後数本パワーMAXで漕いでホイールを回してタイムを上げる→その後タイムとレートをプラン通りに落ち着ける
気づけば200m通過
200m通過時のレートとタイムを余裕で維持していたらあっという間に500m通過
まず1000mは余裕で漕げるタイムで漕いでいるので余裕持って1000m通過
少しずつキツくなってレート、タイムが落ちそうになるがこの500mだけ我慢してなんとか維持して1500m通過
あとはスパートまでここまで漕いできた1500mを無駄にしないように、しんどくても我慢した自分を裏切らないようにレート、タイムを維持して漕ぐだけで1750m通過
さあ最後残ったエネルギー、出せるパワーを余すことなく放出するだけ、レートタイム共に爆上がり2000終了
そうここで気づいたあなたは勘が良い。スタート終わって余裕の1000mと最後のスパート250mを除けば、実質しんどいのは750mなのです。しかもこのやり方はとてもコンスタントに漕げるのです。ボートはコンスタントが当たり前に1番大事だから皆さんもこのやり方を試して2000TT頑張りましょう。