語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】小満 ~5月21日~

2017年05月21日 | 医療・保健・福祉・介護
 春分と夏至のちょうど中間にあるのが立夏で、暦の上では夏の始まりとなる。立夏が過ぎると、「小満」に入る。今年は5月21日から6月5日までがその時期だ(現在の暦ではその初日を指す)。陽気が良くなって天地に気が満ち始め、万物が生き生きと成長し始める季節ということだ。小満は、麦が穂をつけるということで「麦秋至(むぎのときいたる)」ともいう。以前は、小満に田植えを始める習慣もあったのだそうだ。
 「紅花栄(べにばなさかう)」「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」も小満を表す表現だ。ベニバナ油を採取したり、蚕(かいこ)が繭を作り始めたりと、生命力があふれて、実りに近づいていくという安心感で、少しだけ満ち足りるという意味だ。
 ウメもそろそろ実をつける。本格的に出回るのは6月だが、いろいろな道具もそろえておきたい。青果店やスーパーの野菜売り場に、梅干しや梅酒づくりなどの道具のコーナーができるのもこの頃だ。ガラス瓶や、氷砂糖、ホワイトリカーなどが並んでいるのを見て、今年こそは自家製にチャレンジしようと考えている。

□南雲つぐみ(医学ライター)「小満 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年5月21日)を引用
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【佐藤優】ビジネス・パーソンのための宗教入門 ~日本と国際社会を動かす論理~

2017年05月21日 | ●佐藤優
 欧米で働く場合、あるいは外資系企業で働く場合、国際社会を動かす論理を体得することが必須である。つまり、宗教に関する知識である。ちなみに、トランプ大統領は長老派(カルバン)の信者である。

■プロテスタンティズムという思考の鋳型
■武士政権成立前後のグローバリゼーションと反グローバリゼーション
■紅白歌合戦の、カオスからコスモスへ
■国教は習慣というかたちをとる
■仏教や神道とは違う、一神教の思考法
■天照大神vs.須佐之男命
■論理が発達する理由
■ユダヤ教、キリスト教、イスラムの「罪」
■プレモダンとしてのカトリックと正教
■復活という現象の科学的説明
■キリスト教共同体とローマ法
■キリスト教の特徴、三一論(父・子・聖霊の関係)
■ロシア正教とカトリックの和解に隠されたテーマ
■二つのプロテスタンティズム
■近代プロテスタンティズムの、神の場の転換
■弁証法神学、またの名「危機の神学」

□佐藤優『牙を研げ 会社を生き抜くための教養』(講談社現代新書、2017)の「第2章 ビジネスパーソンのための宗教入門 ~国際社会を動かす論理を体得する~」
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