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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

11月の言葉 その3

2015年11月11日 | 仏教
 法専寺山門掲示板の今月の言葉は

 「歎異抄」第10条の

 念仏には無義をもって義とす。不可称不可説不可思議のゆゑにと仰せ候ひき。

の最初の「念仏は無義をもって義とす」の現代語訳

 本願他力の念仏においては
 自力のはからいが
 まじらないことを
 根本の法義とする


 
 「本願他力」は、もちろん、世間で使う「他力本願」「人任せ」の意味ではなく、如来の本願=私のような凡夫も覚らせたい・仏に成らせたい という、仏さまの大きな願い

 「自力のはからい」は、自分中心の物の見方しかできない私(凡夫)なのに、仏さまを基準にでなく、自分を基準に考え、言動しようとすること


 念仏は、はからいを超えており、たたえ尽くすことも、説き尽くすことも、心で思いはかることもできないからですと、親鸞聖人は仰せになりました。

と現代語訳にあります。

 

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