PART1「お仲間たち」はこちら。
山形市在住の黒木あるじというホラー作家をご存じだろうか。この人は柚月裕子、深町秋生らと同じ、文芸評論家の池上冬樹さんが主宰する講座の出身。
そして月に2回「真夜中のたわごと」というタイトルでエッセイを山形新聞に連載している。これがもう、爆笑の連続なの。毎回、声をあげて笑ってしまう。
ところが、前回はトーンが違った。あの地震について、誰もが東日本大震災を想起したはずだとして
「驚くべきことにこの揺れは東日本大震災の余震なのだという。つまり忘れないどころか終わってすらいなかったのである」
「私たちはまだ揺れている。あの日からずっと揺れ続けている。」
おみごと。まさしく、その通り。
PART3「わきまえない人」につづく。
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