東京喰種につづいて、コミックの映画化作品。同じように人間の上位に捕食者が存在する世界のお話。
原作は、その終結がニュースになるぐらいに高名。“壁”の向こうから出現する巨人のビジュアルもすごい。主演が三浦春馬、水原希子。まわりを長谷川博己、國村隼、ピエール瀧、石原さとみが固める鉄壁の布陣。
監督は平成ガメラシリーズの特撮で名をあげ、この作品のあとで「シン・ゴジラ」をつくった樋口真嗣。音楽は鷺巣詩郎。エンディングテーマはSEKAI NO OWARI(なるほどエンド・オブ・ザ・ワールドだ)、おまけに脚本には町山智浩までかんでいる!
……それなのに、ああそれなのにドラマとして弾まないんだよなあ。立体機動装置など、ワイヤーアクションそのままなのだから、それだけでも画がもつはずなのに。中島哲也監督の謎の降板劇あたりにその根っこはありそう。
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