事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

マイベスト2023 キネ旬ベストテン日本映画篇

2024-03-18 | 邦画

非ミステリ篇はこちら

つづいてはキネマ旬報ベストテン篇。前にもお伝えしたように、今年から増刊号での発表になったので、急いで書店に走る。あ、あった。よかったあ。この雑誌を読み始めた50年ほど前の高校時代のようにドキドキした。

にしても、ネットの時代に紙の映画雑誌が苦しいことは理解できる。北米の封切りとほぼ同時に日本公開ということも増えたので、速報性という意味で圧倒的に不利だからだ。

だからキネ旬が生き残ろうと思えば、原稿の質を高めるしかない。これまで以上に、映画をめぐる深い洞察を感じさせる雑誌となるしかない。期待しています。

それではベストテンを。

【日本映画】

1 「せかいのおきく」(阪本順治)東京テアトル

2 「PERFECT DAYS」(ヴィム・ベンダース)ビターズ・エンド

3 「ほかげ」(塚本晋也)新日本映画社

4 「福田村事件」(森達也)太秦

5 「」(石井裕也)スターサンズ

6 「花腐し」(荒井晴彦)東映ビデオ

7 「怪物」(是枝裕和)東宝=ギャガ

8 「ゴジラ-1.0」(山崎貴)東宝

9 「君たちはどう生きるか」(宮崎駿)東宝

10 「春画先生」(塩田明彦)ハピネットファントム

10本中6本は観ているんだから好成績。もっとも、「せかいのおきく」は鶴岡まちなかキネマで上映してくれていたのに見逃してる。アカデミー賞を受賞した「ゴジラ-1.0」(それにしても秀逸なタイトル)「君たちはどう生きるか」の年として記憶されるのだろうが。

外国映画篇につづく


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