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事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

日本の警察 その125 「教場」「教場Ⅱ」(フジテレビ)

2021-08-27 | 日本の警察

その124「暴虎の牙」はこちら

 長岡弘樹(山形出身ですよ)の原作を特集したとき、映像化するなら主演は木村拓哉で、と提案したら、なんとフジテレビが実現してくれました。

「風間公親(かざまきみちか)だ」

義眼を不気味に光らせ、警察学校の生徒たちを一瞬にして精神的に制圧する鬼教官。ⅠとⅡを連続して見て、このキャスティングは大正解だと感じ入った。キムタク、すげえよ。

そして、木村にとって風間という役柄を経過したうえで、さまざまな役をこれから演じることができるのだし、こちらも風間を演じた(そしておそらくこれからも演じ続ける)キムタクを堪能することができるのだ。それほどの出来。

Ⅰにおける生徒たちは工藤阿須加(彼もいい)、大島優子、川口春奈(近ごろはなんにでも出ている印象)、葵わかな、林遣都。

Ⅱの生徒は上白石萌歌、矢本悠馬(なんにでも出ていますアゲイン)。

教場の職員は校長に小日向文世、教官にわたしの大好きな佐藤仁美

原作もそうだったけれど、ここまでわけありの生徒がそろうって風間教場ってどんなとこ(笑)。しかしわたしが好きだった卒業アルバムのエピソードが描かれなかったのはなぜだろう。まあ、あれがなくても盛大に泣かせてはくれたのですが。

脚本は君塚良一。彼の作品の中でも、「踊る大捜査線」にテイストは近い。笑いの要素はほとんど排除されてはいるけれども。

すばらしいドラマ。木村拓哉を応援してきてよかった。「教場Ⅲ」期待してます。

「警視庁科学捜査官」につづく

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今月の名言2021年8月号PART1 追悼チャーリー・ワッツ

2021-08-27 | 音楽

Charlie Watts / Jumpin' Jack Flash

2021年7月号PART6「重かったもの」はこちら

「(ストーンズに参加して)その後、何十年もステージでミックのケツが目の前を走り回るのを見る羽目になった」

先日亡くなったローリングストーンズの名ドラマー、チャーリー・ワッツの発言。ジャズに傾倒する自分をおさえて、やんちゃなミック・ジャガーやキース・リチャーズをバックアップした。でも単に冷静なリズムを刻む人だったかといえば、どうも違うようだ。

泥酔したミック・ジャガーが「おれのタイコはどこにいる?」とチャーリー・ワッツに。

翌朝、“正装した”ワッツはミックの部屋を訪れ「おれの歌い手はどこだ」と言いながらミックを殴りつけ「二度とそんなクチをきくな」と吐き捨てたという。いい味。

PART2「日本で一番文章がうまい作家」につづく

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