事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

恐怖のシュークリーム~「職員室でお菓子を」番外編

2013-11-29 | 受験・学校

00239_420x280 同僚の女性教諭に睡眠導入剤入りのシュークリームを食べさせ、急性薬物中毒に陥らせたなどとして、大阪府警は14日、大阪市立加美北小学校(大阪市平野区)で音楽担当だった中岡温子常勤講師(60)を傷害と器物損壊の疑いで書類送検し、発表した。容疑を認め、「指導方法や教育方法に不満があった。邪魔で仕方なく、職場からいなくなればいいと思った」と供述しているという。

平野署によると、中岡講師は昨年6月1日、職員室で開かれた学年会議で、出席した教諭5~6人に市販のシュークリームを1個ずつ配った。その際、40代の女性教諭の分に睡眠導入剤「ブロチゾラム」を入れて食べさせ、急性薬物中毒に陥らせた疑いがある。

2013年11月15日 朝日新聞

……この講師は、気に入らない教師を早退させたかったと供述しているようだ。にしても、手段が睡眠薬とはすごい。教師は眠りこみ、病院に搬送されて9日間の入院。ここまでは講師も供述している。

が、話はそこでは終わらない。まだ断言はできないにしても、この学校では不可思議な出来事がたくさん起こっている。この女性教師の調査書だけが無くなったり、靴に「バカ」「ヤメロ」と黒マジックでいたずら書きされたり……あろうことか、講師が赴任した平成16年から、入学式や卒業式で気を失ったり体調不良を訴える職員続出。

一種のモンスターが徘徊していたことを、同校職員が誰も気づいていなかったとは考えにくい。別に名探偵がいなくても、機会、動機、様子などで察せられるはずだし、少なくとも代々の管理職に引き継ぎはなされていただろう。

それでも十年近く野放しだったわけだから、学校という世界は……と嘆きたいわけではないの。「職員室でお菓子を」で特集したように、会議のときに飲食する悪癖からいいかげん脱却したらどうなのだ、と主張したくて極端な事例を持ち出しました(笑)。

ほら、あなたが同僚からもらったシューのなかに、何が入っているかわかりませんよ。睡眠薬ならまだしも……

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