事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

八重の桜~第四十四話「襄の遺言」

2013-11-03 | テレビ番組

Ohizumiakiraimg01 第四十三話「鹿鳴館の華」はこちら

前回の視聴率は14%維持どころか11.5%と最低記録を更新している。すみません、モニター世帯じゃないことは承知しながら、わたしもその一因です。だって日本シリーズが真裏にあるんだから仕方がない。節を曲げて18:00からBSで見てました。

でもどうしても日曜8時からじゃないと大河って感じがしなくって……まあそれはともかく本日も(きのう、まさか田中を巨人が打ち崩すとは思わなかったなあ)仕方なくBSで見ております。ほんとに早くレコーダー買わないと。

さて、今回からは不倫がキーワードになる。“立派な人”を支え続けることに誇りをもっていた女性が、“頼りない人”に揺らぐ。ありがちありがち。谷村美月は「十三人の刺客」のときも、危ない感じがあって大好きだった。出番は一瞬だけど。この展開だからこそ彼女をキャスティングしたわけだ。母性と、幼な妻性(そんな言葉はないっす)の共存。

それに比べれば八重の性根は嫌になるくらいストレートだ。尚之助を愛し、襄を愛し、同志社を愛する。彼女の直球を受けとめるには、やはりどこか天使性(だからそんな言葉はないっす)がないと無理なんでしょうね。「世界中が敵でもかまわねえ」ってここは鶴ヶ城じゃないぞ。

容保が久しぶりに登場。照との再会で、彼は言ってはならないことをついに。これが史実かどうかはともかく、山川家の兄弟が「大殿」と呼ぶその場面で、容保はまだ丁髷を結っているが、家老の家の兄弟は新政府の人間になっているあたり、時は残酷。でも、会津な時間が照のまわりには流れていることが感じられて少しホッと。

演出は少しぬるい。それが狙いだろうけれども、オダギリジョーが大泉滉に見える瞬間があるので、だったら綾瀬はるかは鬼嫁として丹下キヨ子あたりの線を……無理よね。だいたいサンプルが古すぎますか。

今回の視聴率は、球史に残る試合がまたしても真裏なので最低記録を更新か。でもみんなBSで見てるんじゃ?(録画だって)

第四十五話「不義の噂」につづく。がんばれ時栄。

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日本シリーズ2013 第7戦 楽天 3-0 巨人

2013-11-03 | スポーツ

Ncm_0480 第6戦はこちら

ゲームセブン。まさに球史に残る展開。巨人ファンとして正直に脱帽。勝利に対する希求力が違う。星野は被災者のみなさんのために、と言うけれど、被災者にチカラをもらっていたのも楽天なのだろう。おそれいりました。

美馬のMVPは文句なし。ただ、阿部VS田中の闘いにおいて田中は圧勝だったわけだし、過剰なくらいにオーバーな仕草で投手陣をチアラップしたがもうひとりのMVPだろう。

立ち上がりで1点ならむしろ好都合、と考える杉内が最後まで調子が出なかったこと(勝負球のチェンジアップをほとんど使えないなんて!)と、阿部・坂本の表情が最後まで晴れなかったあたり、テレビ画面からはうかがえない事情もあったのかと思う。しかしそれでもつないでつないで得点に結びつけた楽天の気迫には、戦力的に圧倒していた巨人も及ばなかったか。

田中については、もう何も言えない。高校野球だってここまでの連投はありえないぞ。むしろ最終回に彼が登場したことで、巨人ファンはホッとしたはず。負ける理由が出来たと。帯びたドラマ性のレベルが違う。

やれやれ、とにかく日本シリーズ終了。わたしの肝臓もようやく休めそうだ……って試合中はひたすら酒を飲めとは誰も命じてはいないわけだけれども。

画像は、本日妻といただいた馬場のラーメン。おいしい。楽天を応援していた妻は、いま歓喜の絶頂にいます。巨人ファンの夫は、静かに寝ることにします。眠れるかなあ。

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