事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「監察医が書いた死体の教科書」 上野正彦著 朝日新聞出版

2011-10-07 | ミステリ

1何 いつ(時間)―その死体はいつ殺されたのか
2何 どこで(場所)―どこで殺害されたのか
3何 誰が(犯人)―誰に殺されたのか
4何 誰と(共犯)―共犯はいるのか
5何 何ゆえに(動機)―なぜ殺害にいたったのか
6何 誰に対して(被害者)―被害者は誰なのか
7何 いかにして(方法)―どのように殺害されたのか
8何 いかにした(結果)―最後はどうなったのか

51ekgujbal_sx230_ 著者が提案する8何(はっか)の原則。ふむ。

ミステリ好きのひとりとして、やはり検死について少しはお勉強しておかなくてはと読みこむ。鬱血の状況などで自殺と他殺の区別がつくとか、確かにためになる書でした。ただ、それ以上に(自殺であることを知られたくなくて)多くの遺族が死体をいじってしまうという状況に驚愕。やるせないっす。

監察医が書いた死体の教科書 「8何の原則」が謎を解く
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2010-09-17
コメント
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