事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

ミッション・インポッシブルを全部観るPART2

2011-10-23 | 洋画

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YouTube: スパイ大作戦 ~オープニングテーマ~ MISSION:IMPOSSIBLE -Opening Theme-

PART1はこちら

若い読者のなかには「ミッション・インポッシブル」がTVシリーズ「スパイ大作戦」Mission: Impossibleの映画化だということを知らない人もいるか。

これがねー、めちゃめちゃに面白かったんですよ。マッチをするシーンで番組は開始。有名なラロ・シフリンのテーマにのってその火がアニメの導火線を走り、バックにはその日の見どころが……

ドラマのルーティンは、リーダーであるジム・フェルプスを演ずる故ピーター・グレイブスにどこからともなく(笑)テープが届けられ

「おはようフェルプスくん、今回の任務だが」

とおよそ不可能な作戦が大平透の声で説明され

「君、もしくは君のメンバーが捕えられ、あるいは殺されても、当局は一切関知しないからそのつもりで。なお、このテープは自動的に消滅する」

なる理不尽きわまりない指令でスタートする。たしか夜の9時からのオンエアだったので、親の機嫌のいいときか、親戚に泊まりに行ったときしか観ることができなかったので、ありがた感ありあり。

映画版ミッション・インポッシブルの1作目にも同様のシーンが。フェルプス役はジョン・ヴォイト。飛行機でくつろぐ彼にCAが映画をすすめてくる。彼はことわるが、CAはある国の映画なのですが、と念を押し、その映画に指令があることを匂わせる。

指令の映像が終わると同時に(今では考えられないことだが)フェルプスはタバコに火を点け、5秒後に消滅する指令の煙をカモフラージュする。

ここ、順番がだいじです。タバコが先、煙が後であることで、フェルプスがいつもこんな形で指令を受け取っていることを観客に念押ししているわけね……おお、これはまさしく「スパイ大作戦」ではないのっ!と興奮。マッチを使うことでTVシリーズへのオマージュにもなっているのだ。

ところが。以下次号

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