事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「アリス・イン・ワンダーランド」Alice in Wonderland(2010 ディズニー)

2010-06-15 | 洋画

Aliceinwonderlandtimburton01  予想をはるかに上回る大ヒット。特に日本において、ジョニー・デップがいかに興行価値があるかを証明してみせた。まさかあんなに気狂い帽子屋がフューチャーされるとは。それに、あのディズニーが「不思議の国のアリス」を再映画化したってことなんだよな。って今さらだけど。

 このヒットの最大の要因はしかし3Dだろう。「アバター」で驚愕の体験をした観客たちは、そのまま「アリス~」にスライドしてくれたのだ。その意味で、製作・配給の勝利ともいえる。

 その3Dだけど、読者によればこの夏の興行においても三川イオンシネマは3D対応しないのだとか。「ヒックとドラゴン」には期待していたんだけどなあ。チェックしてみたら全国のシネコンのなかでもイオンシネマは飛びぬけて3Dに消極的。映画興行が、ジャスコの営業に奉仕している姿勢がここにも。やれやれ。

 ということで山形で観てきました。MOVIE ONやまがた。「アバター」を観た山形フォーラムとは3Dの上映方式が違うらしく(お勉強してまもなく特集します)、メガネは使い捨て。

あ、そうか。“使い捨て”ではエコに反するから“お持ちになれます”とセールストークしてるわけだ。ところが、このメガネがどうにも顔にフィットしなくてイライラ。そりゃね、わたしは最初からメガネをかけてるし、赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)ほどではないにしろ(ホントよ)頭がでかいにしても、だ。

 それに、奥行きを重視した「アバター」と違い、「アリス~」は昔ながらの、観客席にビュンビュン槍だのモンスターだのが飛び出してくる系3Dなので、やたらに目が疲れた。3Dの迫力を十分に認めながらも、ちょっとしんどいところもあるんだなー、と感じた次第でした。そんなことを、読者からもらった招待券で入場したので3D代金300円也しか払っていない客にいわれたくはないだろうが。

 あ、映画の話になってないか。チェシャ猫の描写がまったく想像どおりってのはすごいことかも。音楽は監督がティム・バートンなのだから当然ダニー・エルフマンで快調。主題歌もアヴリル・ラヴィーンでかっこいいぞ。大きくなったり小さくなったりするたびにコスチュームを気にするアリス(ミア・ワシコウスカ)が笑えます。

コメント
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