親子篇最終回「時代劇な親子」はこちら。
それでは今回からは「意外なふたり」の最終章、夫婦篇の開始。
♯34 結城貢(料理人) & 泉じゅん
♯35 原田伸郎(あのねのね) & 高倉美貴
……いきなりマニアックです(^o^)。なんで最初から日活ロマンポルノでご活躍なさった(なぜに敬語)女優からスタートするもんだか。
「オールナイトフジ」で女子大生を罵倒しまくって人気が出た結城は、フジテレビのスタッフがよく通っていた店の料理人。これだけブレイクしたのだからそのスタッフは慧眼の士というわけだ。わたしは彼のドスのきいた声のファンだった。その結城と泉にしても、谷ナオミを継いだSMの女王である高倉と原田にしても、どこでどう知り合って結婚したもんだか。このあたりは芸能界の深淵を見る思いです。彼女たちが、いま幸せだといいなあ……とか言いながら、おうちに帰ると泉じゅんや高倉美貴が待ってるのか。正直、ちょっとうらやましい。
次号は「円谷な夫婦」。
親子篇「アメリカンな親子」はこちら。
♯33 近衛十四郎 & 松方弘樹 & 目黒祐樹
わたしの世代にとって近衛は「月影兵庫」「花山大吉」という時代劇シリーズでおなじみなんだけど、どうもこれは若い連中にはわかってもらえないみたい。
日教組事務研が滋賀県の大津であったとき、主催者が「誘惑の多い土地だと聞いております(笑)」と不謹慎なことを。言われるまでもなくわたしはその近所の“日本一の歓楽街”雄琴をのぞかせてもらっていた。案内したタクシーの運転手はあるソープを指さし、「あ、あれは近衛十四郎さんの店なんですよ」とたまげることを。そういうのって役者としての一種の甲斐性なの?でもさー、わたしはそのときに色っぽいことは全然してこなかったんだけど、酒田に帰ってきたら、誰もそんなことは信用してくれないのでした。ちぇ。行っときゃよかったか!
この近衛十四郎ネタには同世代でなければ(そして山形で幼少時代をすごした人間でなければ)意味不明なレスが。
>月影兵庫はめちゃくちゃなつかしいね。
>CMは「三浦勘兵衛の壁紙ふすま紙」で決まり!
>花山大吉は……月影からみるとちょっとかっこわるくなったかな。
……ついてこれてますか若い読者諸君!ごめんよマニアックで(T_T)。まさか月影兵庫&花山大吉なんかを特集するとは思いもよらなかった。おからが大好きで、品川隆司が相棒で……あああもう止まらん。
それでは今回からは意外なふたりの最終章、夫婦篇の開始。