先日までここで連載していたウィラ・キャザーの短編「ポールの場合」、大幅に修正してサイトにアップしました。
http://f59.aaa.livedoor.jp/~walkinon/index.html
わたしがこの作品を初めて読んだのは、作中のポールとそれほど歳のちがわない時期でした。
ふだん本を読んであまり感情移入ということはしないのですが、この作品はいつまでも「どうしてそうなったのだろう」「どうしてポールはこうするしかなかったのだろう」と、繰りかえし、考えたものでした。
自分がこう見られたくて、嘘をつく。
ありのままの自分を認められなくて、嘘をつく。
それはポールではなく、わたしがやってきたことそのものだったから、ポールの気持ちは痛いほどによくわかりました。
これを訳すために久しぶりに読み返してみて、何か、自分がきわどいところで難を逃れたような気がします。それはわたしが何かしたというより、たまたま出会うべき時に出会うべき人に逢えたのだ、という、それだけでしかなかったように思います。
さまざまな巡り合わせで、いろんなことが起こっていく。
やはりその不思議さは、おりにふれて思わずにはいられません。
それにしてもきつい翻訳でした。
まだ微妙に気に入らない。しばらくはちょこちょこと手を入れていきましょう。
ともかくつぎのネタも考えなきゃいけないし、書きっぱなしのネタもなんとかしなきゃいけない。
ただもういまは眠くて頭がまわりません。
またお暇なときでも読んでみてください。
これから隠し持つハーゲンダッツ抹茶アイスクリームでも食べることにしましょう。
ということで、それじゃ、また。
http://f59.aaa.livedoor.jp/~walkinon/index.html
わたしがこの作品を初めて読んだのは、作中のポールとそれほど歳のちがわない時期でした。
ふだん本を読んであまり感情移入ということはしないのですが、この作品はいつまでも「どうしてそうなったのだろう」「どうしてポールはこうするしかなかったのだろう」と、繰りかえし、考えたものでした。
自分がこう見られたくて、嘘をつく。
ありのままの自分を認められなくて、嘘をつく。
それはポールではなく、わたしがやってきたことそのものだったから、ポールの気持ちは痛いほどによくわかりました。
これを訳すために久しぶりに読み返してみて、何か、自分がきわどいところで難を逃れたような気がします。それはわたしが何かしたというより、たまたま出会うべき時に出会うべき人に逢えたのだ、という、それだけでしかなかったように思います。
さまざまな巡り合わせで、いろんなことが起こっていく。
やはりその不思議さは、おりにふれて思わずにはいられません。
それにしてもきつい翻訳でした。
まだ微妙に気に入らない。しばらくはちょこちょこと手を入れていきましょう。
ともかくつぎのネタも考えなきゃいけないし、書きっぱなしのネタもなんとかしなきゃいけない。
ただもういまは眠くて頭がまわりません。
またお暇なときでも読んでみてください。
これから隠し持つハーゲンダッツ抹茶アイスクリームでも食べることにしましょう。
ということで、それじゃ、また。