日守麟伍の和歌(うた)日記 Ringo Himori's Diary of Japanese Poetry

大和言葉の言霊の響きを求めて Quest for the sonancy of Japanese word

「赤き花道」再録

2017年03月07日 | 日記
 去年の春と全く同じ光景に出会いました。その時の和歌を再録します(2016年4月7日)。

 春の初め、森の中で、ゆるく曲がった階段を登っていくと、不揃いな低い欄干の柱に、椿の花が並べてあり、赤い花道を歩いているようでした。

のぼりゆく きざはしのはに たがおきし つばきのならぶ あかきはなみち
登りゆく きざはしの端に
誰が置きし 椿の並ぶ
赤き花道

(森の中の階段を登っていくと、不揃いな低い欄干の柱に、椿の花が並べてあり、赤い花道を歩いているようです)

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