自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

“わんだぁ”の森の生きもの ~オオツノトンボ~

2024-06-18 | 昆虫

“わんだぁ”の森には湿地が広がっています。ゴム長靴を履かないとそこに入って行くことができません。

久しぶりにその湿地に行きました。そこに藺草が生え,枯れたのもありました。遠くからでもその色でわかったのですが,トンボのようなものが黒っぽく見えました。はてなんだろう,と思って湿地に入って行きました。泥に長靴がぬるっと入り込みました。見えたもののそばに来て確認。トンボの姿に長い触覚が付いています。「ははーん,これはカゲロウのなかまだな」と直感。とにかくこれまで見たこともない姿をしています。

 

腹部は黒く,黄色い斑点がいくつか付いています。腹部の下半分は白っぽい色です。帰って調べて,この昆虫の名がオオツノトンボであることを知りました。

 

こんなに長い触覚で,先端はしずくのよう。

 

ぬかるみでは撮影しにくいので,湿地の脇に移動。採取したオオツノトンボはまったく去ろうとしません。

 

とまった姿勢が独特です。翅は垂れ下がった状態です。

 

初めて見るものはいつも新鮮な感じを与えてくれます。

 


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