夕方,畑仕事をしていると,足元を歩くシオヤアブを発見。オスです。歩くだけで飛び上がりそうにありません。なんとか飛びたくてもがいています。見ると,左の翅が折れ曲がっています。このせいで思うように飛ぶことができないのです。
それを家に持ち込んで顔写真を撮りました。飛び上がれないものの,しきりに動き回ります。しばらくじっとしている間にすばやく撮影しなくてはなりません。
斜め前方向から撮りました。ヒゲ爺さんの風貌です。吻先で獲物の体液を吸います。
もっと近づきました。
締めくくりは正面から。
真正面を向いてくれる瞬間はなかなかやって来ませんでした。こうして見てみると,複眼の役割がどれだけ大事か,理解が深まります。
このシオヤアブに感謝。