自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

'24夏 虫の目レンズは友 ~ハッチョウトンボとモウセンゴケ~

2024-06-20 | 生物

“わんだぁの森”には湿地が広がっています。結構広くて野性味が残り,人影がほとんどないので,わたしには重宝な撮影地になっています。

湿地にはとにかくモウセンゴケがどっさり分布しています。土地がやせていて,ほとんどの草が生えていけない環境なのです。モウセンゴケなら昆虫類を栄養源にしてなんとかくらしていけます。ハッチョウトンボも捕獲対象になります。

 

下写真を撮った際,トンボの翅先はレンズに触れたままでした。

 

モウセンゴケに花にとまったハッチョウトンボです。

 

油断していると,葉にからめとられます。

 

ちょっとした油断です。自然界で生きるものすべてに待ち受ける試練です。逃れることができない悲劇の一場面です。

 

ハッチョウトンボについてはまだまだ印象的な場面を記録しています。いずれ時期が過ぎたころになるでしょうが,ご紹介します。