自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

サトキマダラヒカゲ,幼虫から蛹へ(1)

2021-10-26 | 昆虫

サトキマダラヒカゲの成長をざぁーっと粗いながらも追って来ました。ただ,他の記事が次から次へと出て来るものですから,どんどん後回しになっている状態です。そんなわけで,順序立ってはいませんが,最近の様子をまず書いておこうと思います。

10月17日(日)。シャーレで飼っていた終齢幼虫の一匹が前蛹になりました。容器をラップで覆っていたら,それにぶら下がっていたのです。

 

下を覗いてみたら……。

 

10月18日(月)。まだ蛹化する兆候はありません。日付が変わるとき,とりあえず見逃し防止のためにインターバル撮影をセットして寝ました。

10月19日(火)。朝7時。まだ前蛹のままです。8時。動きが見え始めました。そして,表皮に皺がはっきり見えます。いよいよ蛹化が近づいている模様です。

 

朝食の時間帯と重なるようにして,蛹化が始まりました。もちろん食事を後回しにします。「これは集中して撮らなければ」と,変化とにらめっこ。

 

脱皮が始まりました。頭部すぐ後ろの背が裂けかけました。

 

頭部の殻が二つに割れ,表皮全体が上へ上へと引き上げられていきます。

 

瑞々しいからだが現れました。

 

ここまでで孵化後46日が経過しています。変化を観察・撮影するのはとても魅力あることです。次回もこの続きを書きます。でも,いつになるやら。