9月21日(火)。卵内では成虫に育ったハチが動き回っています。出て来るまであとわずか。
穴が開けられ始めました。位置は写真中の右下です。
穴の周囲をくりぬくようにして,穴を広げます。
触覚がちょっと見えます。穴の部分に遭った卵殻が屑になって落ちます。
複眼がはっきり確認できるまでになりました。
穴が一定の大きさになると,ハチはさっさと出て来ます。
誕生! アオムシコバチでした。アゲハの卵の大きさは直径1.3mm,高さ1.17mmです。その卵からの誕生です。
じつは,この小さな卵には複数のアオムシコバチがいました。続いて出て来ますが,それについてはシリーズの次回にご紹介します。