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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

アゲハの卵とキイロタマゴバチ(1)

2021-10-05 | アゲハ(ナミアゲハ)

9月30日(木)。ついこの間植えたレモンの苗木を見ると,新芽が出ていて,そこにアゲハが数個産卵していました。その写真を撮っていると,一つにキイロタマゴバチがいました。もちろん,産卵するためです。

 

そっくりの場面と出会ったのはずいぶん前のこと。今回は二度目です。それで,今日からきちんと記録していこうと思います。

 

じつは,この卵は数日前に産付されていて,発生がかなり進んでいます。幼虫の口の辺りが見えかけています。そこに卵を産み付けるのですから,目撃例としてはめずらしいと思われます。

 

下写真は産卵管を刺して卵を産み付けているところです。今後の推移としては,卵を産み付けられたままアゲハの幼虫が誕生するでしょう。そして、いずれ幼虫の体内から,キイロタマゴバチが孵化して出て来そうな予感がしています。

 

孵化前に寄生バチが産卵するのを見たのは初めてです。さて,なにがどう起こるでしょう。