自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

思いがけないヒミズの死体

2019-12-08 | 生物

我が家の敷地でヒミズの死体を発見。ヒミズを見るのは久しぶりです。

 

足先はさすがに土を掘るショベル。それでも前足先はモグラよりずっと小さく,トンネル掘りがそれほど長けているわけでもないといいます。 

 

鼻の長いこと! 匂いで獲物を感知するのにぴったりなのでしょう。

 

尾もじつにりっぱ。それにブラシ状に生えた毛もすごい!

 

ヒミズはモグラのなかま。でも,モグラと違って半地中生活をしています。食べ物も雑食性で,種子や果実を食べるとたべるらしいのです。道理で地面に横たわっていたはず。このヒミズ,翌朝は姿なし。ヒミズには気の毒な結果でしょうが,この環境でヒミズが生きていることがわかり,うれしくなりました。

 


’19 秋,虫の目写真シリーズ(70)~トノサマバッタ(また)~

2019-12-08 | 昆虫

N公園にて。

秋が深まり,山々が色づいて葉が散り落ちます。公園を訪ねて,昆虫の気配があるか,すこしだけ探してみました。ちっともありません。ところが程なくして動く気配が。見るとトノサマバッタが弱々しく動く姿でした。びっくり!

枯れ草を食べるようなしぐさをしました。もしかすると,ほんとうに食べているのかも。

 

歩いて移動。ときどきはピョーンと跳んで移動しました。

 

空は雲に覆われています。日差しがなくなりました。 

 

 トノサマバッタが動くのにあわせ,わたしも這うようにしながら追います。

 

静かな晩秋です。