古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

空気の抜けていく風船みたいに。

2019年06月24日 02時35分13秒 | 古希からの田舎暮らし
 家のまわりには「する仕事」がいっぱいあります。しかしする気が出ません。「しよう」「しなければ」と思うけど「別にせんでもええな」とも思う。
 イチゴ・ネットハウスに播いた大豆。しっかりした苗になりました。移植するときです。しかし「する気」にならない。大豆は味噌用です。有機無農薬の大豆で、我が家のやり方でつくるから、うちの味噌は格別です。実にうまい味噌だ。と思ってます。
 でも「大豆は買っても」味噌は作れます。味噌は作らなくても、店に売ってあります。「オレが/オレが」と前に出なくてもいい。
 この3日ほど「仕事をする気」が出ません。「やろうと思うと力が抜けていく」。膝が痛いからでなく、空気の抜けていく風船みたいな頼りない感じ。
 不登校とか引きこもりって、こんな「なんか頼りない感じ」なんだろうか。
 
 身近な人が亡くなったり、親しい人が亡くなったりすると、自分の気持ちに穴があきます。
 その穴を埋めようとする力が、自然に働きます。「なんでもない」と思っても、穴が大きいときもあります。
 高齢だから大往生だ。/70歳まで、80歳まで、生きたんだから。/これでこの人の人生は完成したんだ。/もっと自分にできることはあったかもしれないけど、人間は一生懸命にしか生きられないんだ。/
 穴をすぐに埋めようとしても、ずいぶん時間がたってからあれこれ思うこともあります。人間の心って、奥が深くて、むずかしい。
 ただいえること。
 自分のこころを信じる。無理をしない。
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