古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

コロナへの『心の揺れ』にどう向き合うか。

2020年07月30日 03時14分08秒 | 古希からの田舎暮らし
 長い間「コロナ陽性者ゼロ」だった岩手県に、ついに陽性者が存在することになりました。
 ぼくは、このニュースを見たとき、岩手県民の『心の揺れ』を思いました。
 兵庫県はかなりの陽性者が都市部を中心におります。
 先日、神戸・三宮のクリニックで「手術後一年検診」(膝の人工関節置換)を受けたとき、診察・リハビリのあと午前11時のバスに乗って三木に帰ってきました。どこにも寄らず/お茶も飲まず/通行人や店先に目もくれず/真っ直ぐバス停に歩いて。
 街に暮らす人たちの『心の揺れ』を思います。
 あの病院でコロナが出たらしい/あのマンションの人がコロナになったそうだ/〇〇さんはコロナになったらしい/道ですれちがった人はコロナじゃないかと思った/ …… 。
 
 裏山で、カナカナ蝉が朝、夕、鳴くようになりました。もうすぐ梅雨が明けます。6月に田植えをすませた田んぼは、稲がしっかり伸びています。土用干しするときです。樹樹の緑が濃くなり、自然の歩みはどっしり安定しいます。
 農作業をしている人、菜園で野菜を作っている人、草刈りをしている人、みんな働きながら、コロナ嵐が通り過ぎるのを待っています。買い物に出掛けるときのほか村の中では、マスク姿の人を見掛けることはほとんどありません。
 何を言いたいのでもありませんけど、人間という「健気な動物」の心の揺れを、いとおしく思います。
 
 
コメント
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