古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「みんな長生きだわいな」時代を考える

2015年01月10日 04時53分38秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 数年前、郷里の山陰に暮らす友だちと電話で会話したときです。彼のお母さんの消息をきき、恩師や友だちの消息をきき、「みんなそれなりに、結構元気に暮らしとるなー」と共感し合いました。そのとき彼の言った言葉がふっと頭をよぎることがあります。
「みんな、なかなか死なんぜ。長生きだわいな」
 ほんと、そうです。相当な長寿時代に突入しています。でもその当事者であるぼくらにその自覚があるだろうか。自分の未来図を描いているだろうか。漫然と生きて、後期高齢者になって、「ところで、さて、と……」考えようとして、「このあたりまでしか未来図を描いてなかったなー」と思いあたります。
 一行で片付けられないことなので、今年のテーマにします。
 母・妙子さんはきのうから一週間ショートステイに。母が在宅のときは2時間以上は家を空けないようにしているので、ステイ先に預けて施設を出るとホッとします。まず図書館に本を返してまた数冊借り、ホームセンターで「とんど」の買い物をして、コメダ珈琲店で昼食をとり、スーパーで「とんど」用のお酒とおつまみを買い、夕方はグリンピアの「杜の湯」温泉に入りに行きました。冬はここの温泉がいい。体の芯があったまります。
 こんな 《「ホッ!」とタイム》 を一時間もとれなかった、べったり全面介護の時代は大変だったでしょう。きのうみたいにのんびりできる日を振り返るときは、そんな苦労をされた方々を思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする