古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「寒い寒い!」と閉じこもっています。

2015年01月04日 03時19分52秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 机の向こうは山です。雪の降った朝の写真です。ここに引っ越したとき、机に向かったら窓から裏山のこんな景色が見られて感激したのを覚えています。絵はがきのような景色でなく「なんでもない素朴な自然」は見飽きないものだと、ここに暮らしてみてわかりました。田舎志向のいちばん底にあるねがいは、そんな「なんでもない素朴な自然」にかこまれることかもしれません。
                       
 畑にも裏山にも小屋にも行かず、「寒い寒い!」といいながらコタツにあたってテレビを見たり本を読んだりしています。福地池一周の散歩と電動ウオーカーで30分歩いただけです。もうちょっと暖かくなるまで「喜寿の老人」らしく家に閉じこもります。
 そうそう、スズメバチの巣について、本にこんなことが書いてありました。
「スズメバチは一度つくった巣には二度と棲まない。スズメバチに新しく巣をつくらせないためには空になった巣をそのままにしておくのがよい」そうです。去年の巣は目の前にうちの畑がありました。無農薬だし青虫などがいっぱいいました。考えてみるとスズメバチにとってはこの上ない物件です。あの巣をとってしまったらあの土管の奥にまた巣をつくるかもしれません。そのままにしておきます。
 スズメバチを締め出そうという魂胆ではありません。たくさん青虫をとってくれるスズメバチさんは歓迎なんですが、目の前に巣をつくられると気になります。山には巣に適した物件がいくらでもあるので、もう少し離れたところにつくってください。
 一昨年は道子さんがペットボトルで蛾のトラップをつくり、10個ほど畑にぶら下げました。中にストチュー(酢・糖蜜・焼酎)を入れて臭いで惹きつけるトラップです。ところが蛾よりスズメバチがいっぱいかかり、スズメバチの瓶詰めができてしまいました。で、大活躍のスズメバチさんにご迷惑がかかるので去年はトラップをやめました。
 去年は胡麻にクロメンガタスズメ(蛾)の幼虫がほとんど見られませんでした。10センチにもなる色鮮やかな幼虫です。小芋の葉に卵を生むセスジスズメ(蛾)も10センチになる黒い幼虫ですが、これも大きな幼虫はほとんど見られませんでした。おそらく卵からかえり、2センチくらいになった幼虫をせっせと食べてもらったのでしょう。
 スズメバチさん、今年もよろしくお願いします。
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