古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「欲」の根は深いですね。

2013年07月18日 05時32分04秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                 
 畑の前の山にこんな木がありました。フジの蔓(つる)がアラカシの木に巻きついて、幹に食い込んでいます。道端のこの木の前を通って畑に行きながら、アラカシの痛みがわかりませんでした。
 で、どうしたかって? ノコで蔓を切りました。どちらかを応援するつもりはありませんが、常緑樹のアラカシには山の縁(ふち)に立っていてほしいから。フジも5月には花を見せてくれますが、他の木を絞め殺すのはよくないよ。と、これはぼくの思いです。
 一反三畝(400坪)の休耕田を畑として借りていますが、70歳を越えた老夫婦には大き過ぎます。だからまわりの畦の内側に幅1メートル前後の遊歩道をつくっています。それでも広いから、畝間はたっぷりとっています。
 きのうはコイモの草を抜いて追肥をしました。多い。数えてみると50株ありました。今年はこんなにつくるつもりはありませんでした。掘るのも洗うのも手間がかかり、25株あれば充分です。でもいつの間にか増えていました。〈芽出し〉して植えたときに種芋が後で芽を出したとか、ポット苗を買ってしまったとか。落花生は草取りにも収穫にも手間がかかります。4畝100株をつくっていましたが、50株に縮小するつもりでした。でもポット苗が余ったとかなんとかいって、結局75株つくることになりました。サツマイモはベニアズマ・ナルトキントキが2畝ずつ。安納芋・ベニハルカ1畝、それに新品種タマユタカ(干し芋用)10本を植えました。孫たちはもう「芋掘り」をしなくなったのに、そんなにつくる必要はありません。保存もできません。イチゴは2畝で2人の孫や娘たちがイチゴ狩りをたのしんでいますが、今年は3畝にしました。十二分に食べましたが、2畝でも十分でした。
「多く収穫しよう」「大きいのを収穫しよう」 なぜ? 少なくても小さくても十分なのに。考えてしまいました。
 
コメント
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