古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

道子さんは毎日ムシを点検しています。

2013年07月29日 06時17分48秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                 
 写真中央はトウモロコシの雌穂です。道子さんがトウモロコシのヒゲを掻き分けて「アワノメイガ」の幼虫を見つけたところです。ピンセットの先に5ミリあまりの頭部の黒い幼虫が見えます。
 アワノメイガは葉に卵を生みつけます。しかし物凄くわかりにくい。卵を見つけられる人はまずいないでしょう。卵は幼虫になり、穂先の雄穂に入ります。それから茎を伝って雌穂に入ります。だから雄穂の段階でとってしまわないとトウモロコシが実りません。
 そこで道子さんは毎朝トウモロコシの畝を点検します。ピンセットを持って、穂先のフンで幼虫を見つけるのです。熟練しているからできる技です。ぼくは見てもなんにもできません。感心しているだけです。
 土曜日は『三木の夏祭り』があり、花火大会を見に行きました。といっても防災公園には入れませんから、少し離れたところで見ようと、「山陽道・三木東インター」近くまで行ったのです。そのあたりに車を止めて見ている人がいます。ぼくらも「千体地蔵」の駐車場に車を入れて、車内から花火を見物しました。ちょっと遠い感じもしますが、とてもよく見えました。写真を撮りましたがイマイチ。
 そういえば花火大会に子連れで行ったのはいつだったでしょう。西宮に住んでいた頃武庫川に行ったか。神戸に住むようになってからポートアイランドの花火を見たか。昔のことをときどき思い出しますが、いつ頃だったか時間の流れがあやふやです。
 年をとると人生のいろいろな出来事が、昔のことになってしまいます。そんなとき木を植えたり草花を育てているといいですね。来月を、来春を、視線を上げて、未来を見る。
コメント
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