松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

㉗学童保育たんぽぽクラブとのかかわり

2019年02月28日 | 36年間の議員活動

 綾瀬市の学童保育の歴史は、40年程度前に寺尾地域で「どろんこぅラブ」が短期間運営されたそうです。
 私が市議会議員になった時期には市内の学童保育は、上土棚中の綾南幼稚園の部屋をお借りしていた「たんぽぽクラブ」だけでした。
 何回か訪問しても、学童に来ている児童は数人だけでした。
 その後、移転して上土棚南の住宅を借りて、数年運営されていましたが、保護者の負担が大変で学童保育を止める事を皆さんが確認して、私にいろいろお世話になったので、解散の飲み会のご案内が有りました。
 保護者全員が解散を決めてましたが、私は解散の飲み会なら参加しないと宣言したら、保護者の中から松本さんが飲み会に参加しないのなら面白くないので、もう少し続けることになりました。
 その後、近隣とのトラブルが発生して、移転することが決まり、保護者の方が市外の大家さんにお願いに行ったら、学童保育には貸さないとの返事。
 役員の方から話を聴いて、私がお願いに行くので道案内をお願いして、アポも取らずに訪問して、市議会議員の名刺を出したら、大家さんが市議会議員の方がかかわっているなら安心してお貸ししますと即答でした。
 すぐに、学童保育で待つていた保護者の方に伝えたら大喜びでした。
 現在、市内の学童保育は民設12園、公設4園です。

 

 

 

ましたが、移転が求められ現在運営されている他店のが


㉖車いす利用者などが使うみんなのトイレの便器の配置

2019年02月27日 | 36年間の議員活動

 県が作成しているバリアーフリーの冊子では、みんなのトイレの配置図が示されています。
 その図面では、入り口の引き戸の正面に手洗いが配置され、手洗いの横に車イス使用者も使える便器が有ります。
 車イス利用者の方から言われました、みんなのトイレが狭い場所では、トイレの中で車イス切り返しは大変なので、入り口の引き戸の正面に便器を配置されると、利用しやすいとの声が有りましたので、市議会でくり返し訴え、綾瀬市の公共施設ではみんなのトイレの正面に便器を配置しています。
 

 10年以上前に県庁に出向いて、みんなのトイレの配置図を示している県の冊子の変更を求めに、福祉の政策の担当課に出向いて訴えましした。
 具体的に、みんなのトイレを見ながら説明しますと、1階のみんなのトイレを見て私も県の福祉担当の職員も驚きました。
 県庁の建物内のみんなのトイレは、入り口引き戸の正面に便器を配置されていました。     県は車イス利用者が使いやすい構造でトイレを配置しているのに、市町村や建築業者などには、便器が逆の配置で使いにくい仕様で便器を配置するよう求めています。県が作成しているバリアフリーの冊子の修正をお願いしました。

 4月のオープンします高座クリーンセンターの、みんなのトイレも車イスの方が使いやす構造になっています。

 


㉕県のシステム構築のミスで、晴天時に大雨注意報が流れる

2019年02月26日 | 36年間の議員活動

 2016年10月10日午前7時に遭遇しました。
 前日の9日に大雨注意報は取り消されたのに、10日の午前7時に県管理河川の蓼川を挟んだ綾南公園の河川に沿った遊歩道で、黄色い回転灯が回り、スピーカーから「大雨注意報がこの場所の上流で出ています」と、30分間隔で放送されています。
 この放送を聞いた時点で間違いと思いました。この蓼川の最上流は公園から5キロしか離れていない綾瀬市内で、近くの高台に登れば5キロ先の雲が見えますが雨雲はありません。
 県庁で放送を止めるだろうと現場を離れ、再度確認したら30分間隔で大雨注意報が続くので、午後1時に厚木土木事務所東部センターに連絡を入れたら、職員からの連絡はなく守衛さんが、「河川の機械は横浜の県庁でしか操作が出来ないので、間違った放送はそのままにして下さい。今日は休日なので対応出来ない」の説明。
 スピーカーは人家の隣に設置されているのに酷い対応ですと守衛さんに訴えました。
 午後3時30分過ぎに、東部センター職員から「機械を自動から手動に切り替えたので、放送はされない」との説明が有りました。
 その後、県からの説明が無いので、11日午後に東部センターに出向いて原因を確認したら、現在、県庁で対応しているが解決していないので、綾瀬市内に設置されている機械は手動操作に切り替えている。
 県庁に連絡したら、少し前に修理が完成した、原因は県庁での電気工事で停電したことによる機械の誤動作が原因との説明。
 県内の河川で、72箇所に同じ機械を設置してトラブルが起きたそうです。
 システム上の問題で修正が出来ないので、今後停電が起きた時は手動で切り替えるそうです。
 職員は移動するので、将来同じように停電になったら、無人の河川で30分間隔で晴天時に大雨注意報が放送される事が懸念されます。
 県内72か所で誤報がくり返し放送されているのに、放置しようと考える県職員の対応に驚きました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


㉔若手職員のトラブルが続出して、調べて見たら研修方法が変更されていました。

2019年02月25日 | 36年間の議員活動

 3年~5年程度前に議会で取り上げました。
 5~6年前頃から若手職員のトラブルで気になる現象は、ミスは起きるものですが、対外的に謝罪が必要な問題でも、上司の課長に報告しないで本人が隠す問題に何度も出くわしました。
 職員に上司の課長に報告してあるのかを尋ねると、自分の判断で処理をしないで、放置していると説明。
 連続して同じようのトラベルが起きるので、何回か議会で職員になって5~6年以内の職員の研修方法に問題が有ると指摘してようやく回答が有りました。
 以前は新人職員が入ると、先輩の職員が指導や相談にのっていましたが、仕事も担当制になり、7~8年前から新人職員の相談指導体制が弱くなっていました。
 私の指摘後、以前のように新人職員が職場に配置されると、先輩職員でアドバイス担当を決めて相談にのっています。
 一般論の話でなく、具体的事例で処理方法を学ば方法がベストです。
 職員研修の方法も、抽象的事例の紹介でなく、綾瀬市役所でこれまでに発生したトラブルで処理方法で問題が起きた事例での研修を行って欲しいとお願いしています。
 


㉓看護師等貸付金制度の重複規定の撤廃

2019年02月24日 | 36年間の議員活動

 昭和の時代に改善出来ました。
 綾瀬市では、看護師や保健師の資格を取得するため、専門学校で勉強する生徒に貸付金制度(卒業後に受給期間と同じ年数を勤務すると返済免除)が、昭和40年4月から始まりましたが、10年過ぎても最初の頃に利用しただけで、申請が止まっていました。
 松本が調査したら、同じような制度を県でも行っていますが、県の制度は市町村との重複利用が出来ますが、綾瀬市の制度は他の制度との重複を禁止していました。
 県の制度は、専門学校を卒業後、支給期間と同じ期間を県内の医療機関で勤務すると返済は免除されます。綾瀬市の制度も綾瀬市内で勤務勤すると免除する規定のため、市の制度を使わずに県の制度が使われていました。
 松本の提案で、市の制度も重複利用が出来るように変更を求め、1989年(平成元年)4月から、市の重複禁止規定を削除できました。
 最初の制度が出来て10年以上過ぎても卒業者は1名でしたが、改善後は現在まで38名の方が制度を利用されています。
 平成28年度は、新規2名・継続0名、平成29年度は新規0名・継続1名。平成30年度は、新規1名・継続1名、平成31年度は、新規1名・継続2名です。 
 綾瀬市の金額は毎月3万円ですが、同時に県の制度を利用したり、医療機関で独自に同じような制度を設けている医療機関も有ります。
 授業料以上に支給されますので無理なアルバイトをしなくて勉強に専念できます。
 


㉒中央公民館の優先予約の見直しについて

2019年02月23日 | 36年間の議員活動

 2011年(平成23年)9月議会で改善。
 公民館の予約は、一般市民は利用日の3か月前なのに、教育委員会などは6か月前から会場を確保出来ます。
 教育委員会で会場が確保されているのに、使用されていない状況が有りましたので調査しました。
 8月25日から27日まで教育委員会教育指導課が、中央公民館全室と大ホール、小ホール全てを押さえていました。
 申請に疑問が出たので、25日に公民館職員と実態調査をしたら、午前中に全ての部屋を確認したら学校関係者は誰も来ていません。午後に再度調査をしたら中央公民館も小ホールも使われず、大ホールに数十人の生徒と数人の教師がリハサールを行っていただけでした。翌日の26日に会場を確認に行ったら、公民館職員の指示で公民館施設はすべてキャンセルになって、1室のみ公民館職員が会議に使用していました。
 27日に確認に行ったら、公民館は使用されていません。大ホールしか使用しないのに、使わない小ホールも中央公民館全室を、3日間押さえていました。
 この3日間だけでなく、他の日も押さえられていました。
 教育委員会は無料のため、使用しない施設も何日も確保していました。
 市役所の会議も、前日から押さえられている状況を調査して、市役所の会議室を利用する担当課は、事前にロビーのボードに使用目的、時間を書くように提案しました。
 松本が改善を提案する前は、庁舎内の会議室は申し込みが一杯でなかなか申請できませんでした。2時間の会議に確保する部屋は30時間押さえている実態を暴露してからは、以前に比較して2倍から3倍の使用と思われます。
 時たま、会議室の使用状況を確認しています。気になる申し込みについては今でも聞き取りを行っていますので、おかしな申請は少なくなっています。
 


㉑新幹線と交差する比留川に雨水バイパスを設置しないか

2019年02月22日 | 36年間の議員活動

 1990年(平成2年)3月議会で提案。
 比留川の洪水被害が連続して、河川改修策として、新幹線下のコンクリート除去,上流部の護岸のかさ上げ、河川に溜まった土砂の除去等をこれまでお願いして、2年に1度程度の工事が行われましたが、洪水被害は増えているので、新幹線下の準用河川比留川のバイパスを設置しないかと提案しました。
 市の答弁は、平成元年度において暫定改修を実施してまいりますが、今後関係機関と十分調整を図りながら県、市一体となりまして平成3年より調査、工法等検討を行う予定。ご質問にもありますように、新幹線の比留川の所を拡幅する方法とか、調整地の問題、あるいは分散するとか、現在のところ調査の結果を待ってどういう方法にするのか決めたい。.

 その後、新幹線の下を直径5mのトンネルを4年かけて掘ってバイパスが完成しましたが,下流の蓼川の工事が進まないので、矢板で現在殆どが塞がれています。
 新幹線が走らない夜間に、コンクリートの柱を横から押し込み、円筒になった後に、中の土砂を撤去する方法で工事が行われました。


⑳小中学校の避難所にマンホールトイレの設置を

2019年02月21日 | 36年間の議員活動

 2017年(平成26年)6月議会で提案。
 大災害時に避難所で仮設トイレを使用するには、問題が多いので下水道を使用したマンホールトイレの設置を要求。
 市の回答は、メリットは有るが、災害による流末である下水道施設の機能が損なわれた場合には汚水をくみ取る必要があることを始め、処理に際して大量の水が必要となることから、プールなどの近くに設置する必要があること、さらに既存の公共汚水ますの設置と避難所となる体育館との距離など、設置場所についてはさまざまな課題がございます。一方、下水道施設の機能が健全である場合は、学校のトイレが利用可能であり、‥‥小中学校のマンホールトイレにつきましては、既存の備蓄トイレ等の数などを参考に、その必要性を総合的に判断してまいりたいと答弁。

 平成30年度から34年度までの5年間で整備する計画です。平成30年度は天台小・綾南小・早園小に設置が終わり、平成31年度に綾瀬小・綾西小・北の台中、平成32年度に綾北小・土棚小・城山中、平成33年度に寺尾小・北の台小・綾瀬中。平成34年度に落合小・綾北中・春日台中。
 実施内容は、各学校で男女各5台を設置、予算は新年度3校で、7487万2000円を計上しています。


⑲幼児2人乗用3人乗り電動自転車の導入を

2019年02月20日 | 36年間の議員活動

 2010年(平成22年)6月議会で提案。2016年(平成28年)12月議会。
 小さな子どもが2人いる家庭では、移動手段として3人乗り電動自転車が必要ですが、上の子が6歳の誕生日を迎えると、3人乗りは道交法で禁止されているので、利用できる期間は短く、電動アシスト自転車は高価なので、市で購入して貸し出しを提案しました。
 市は導入したいと回答して、翌年の2月に20台を購入して市民に無料で貸し出しを行いました。
 申込者も増えて来たので、2016年(平成28年)12月議会で、申し込み状況に応じた増車を求めて、2月に古い自転車を廃車して、50台を購入して1年間の無料貸し出しを行っています。

 


 


橋の欄干の隙間が広すぎて、幼児の頭が橋の外に出ていました

2019年02月19日 | 日記

 先日、むかし目久尻川に架る岡野橋の欄干に落下防止のためアクリル板を取り付けた記事を書きましたが、休日に岡野橋の近くの中野橋を渡ろうとしたら保育士と4人の幼児が下の川のコイを見ています。
 保育士さんに、近くの幼稚園の近くの岡野橋に、以前落下防止のアクリル板を取り付けたことを話して、欄干から幼児の頭や体が出るので気を付けて下さいと話していたら、幼児4人とも頭が欄干の外に出ました。
 前回、岡野橋の時、隣の橋は確認しましたが、中野橋まで確認していなかった自分の調査が弱かったことを反省しています。
 3月議会の質問で、橋の安全対策を取り上げます。


⑱消防南分署のスピーカーの音が離れた場所でうるさい

2019年02月19日 | 36年間の議員活動

 1996年(平成8年)開所の、綾瀬市消防南分署は、上土棚北3丁目にあり、隣は 大和警察上土棚交番です。
 今から10年以上前の出来事です。南分署から約150離れた落合南8丁目の住宅は高い場所で、正面下に南分署が見えるところです。
 地域の方と話していたら、救急所の出動要請の放送が始まりましたが、離れた場所で聞くには変な状況です。
 外部にスピーカーで知らる内容でなく、施設内にいる消防職員に知らせる内容です。
 話をしていた住民の方に尋ねたら、夜中も含めて大きな放送音で救急車や消防の出動要請が放送されているそうです。
 南分署の放送設備のスイッチ切り替えがされてなく、施設内と施設外の切り替えが間違ったため思って南分署を調査しました。
 職員に確認したら、スイッチは誰も触っていなく、開所してから10年過ぎているが同じ位置を示しているとの話です。
 離れた場所でうるさく感じるので、職員に再度現場で確認したら建物の外にいる職員に聞こえるような位置で放送していたそうです。
 スイッチの切り替え位置が逆になっていました。
 10年以上南分署で勤務していた職員の皆さんは、誰もおかしいと思わなかっとようです。
 分署開設当初の放送機材を確認した職員が間違い、その後、誰も異変に気付かなかったようです。
 図書館の冷暖房も、南分署の放送設備も、、公務員の皆さんは先輩の指示に従いますが、おかしいと言う事が少ないと思います。


⑰通学児童生徒の頭上から雨水が降り注ぐ

2019年02月18日 | 36年間の議員活動

 5年ほど前に改善できました。
 落合小学校や春日台中学校の児童生徒が、落合北地域約800世帯の住宅地から学校に通学する道路は、すぎの子幼稚園前から比留川に架る芝原橋を渡って、進行方向の左側だけ狭い歩道があります。
 学校が高台に有るので坂を登っていきます。左側の高さ3m位の高さには新幹線方面から来た道が左カーブで曲がって、坂の上で通学路と合流します。
 上の道は左カーブで曲がりますが、道路と間知石の天場が同じ高さのため、歩行者や自転車は道路に沿って左に曲がりますが、道路上の雨水は直進して、下を歩く児童生徒の頭上に、高さ3mの高さから落ちていました。
 この通学路は、朝の7時から9時まで車両進入禁止の道路のため、通学時間に松本は通行していないため気づきませんでした。
 市民から連絡を受け、雨が降る日に現場確認をしたら、傘をさしている子どもたちの上から雨水が落ちてきています。
 すぐさま市と交渉して、上の道路のカーブ部分の外側を高くして下に落ちないようにしました。


⑯自治会館の暖房施設の開放

2019年02月17日 | 36年間の議員活動

 1990年(平成2年)3月議会で提案。
 市民の方から自治会館を冬場使用するときは、家庭から石油ストーブを持参しているので、何とかして欲しいとの相談が有りました。
 当時、市内には11の自治会館が有り、各会館にはホールは機械式、和室はコイン投入式の冷暖房機が設置されていますが、機械式のスイッチは機械室の中に有り、常時は機械室のドアにはカギがかかっているので、ホール利用者は使用できませんでした。
 綾瀬市の自治会館は、市が建設して各自治会に管理を委託しています。
 市民が利用するホール内に、冷暖房のスイッチが有るのは、吉岡、中村、蓼川の3か所、機械室内にスイッチが有るのは小園、早川、落合、上深谷、上土棚、綾西、大上の7か所と述べていますが、寺尾自治会館には触れていませんでした。(寺尾自治会館は機械室内)
 市の答弁は、冷暖房の設置はしてやり、なおかつ運用の補助金を差し上げてございます。その運用については自治会が行うものでございます。
 一部の自治会におきましては利用することについては貸し出しをしないということもございます。
 機械室は非常に狭いというのが実態でございます。利用する方がその部屋(機械室)に入りますと、いろいろな機械がございますので、たまにぶつかる場合もございます。
 ただ、提起されております、その8館でございますが、やはり利用しやすい方法に改善することになれば、予算の問題もございます。自治会運営協議会に内容を説明してご意見を聞いた中で今後改善をしてまいりたいと思います。
 

 その後、ホール利用者には、事前に光熱費を支払い,自分で機械室の暖房機の操作をしています。