松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

PFAS 父の摂取 子に影響

2024年06月14日 | 有機フッ素化合物

 米ミシガン州立大学の実験チームがマウスでの実験で、有機フッ素化合物を摂取した雄のマウスの子どもの肝臓や脂肪組織に変化が引き起こされる事を公表しました。
 これまで、妊娠中の母親のPFAS摂取による子どもへの健康影響は過去に指摘されて来ましたが、今回精子への遺伝情報に影響する事が明らかになりました。
(しんぶん赤旗6月614日記事の抜粋)

以前はPFASを体内に摂取しての健康への影響を問題にして来ましたが、精子の中の遺伝子情報に変化が起きている事の恐怖を覚えました。
 米軍基地等ででPFASを垂れ流して大規模な汚染が広がる中で、米軍は安全な地域の自治体の水道水を使用して、基地周辺の国民は被害を受けています。


横田基地飲用井戸の停止検討の東京新聞記事

2024年06月12日 | 有機フッ素化合物

 6月9日の東京新聞記事によると、米で規制強化外部の水に転換か。米軍、地下水浄化しない恐れ。
 米運横田基地で2010~23年、PFASを含む泡消火剤などの漏出事故が計8回は発生。12年の事故では泡消火剤の原液約3000リットルが土壌に漏出したが、米軍は基地外への影響を拒否している。都の地下水調査では、基地南東の約1㌔地点で、日本の基準値の27倍を検出。
 米軍は現在、基地内の地下水と基地外の水道局の水道水の併用を行っているが、米軍の検討案は基地内の地下水はほぼ運用停止にして、基地外の水道局の水道水を使用を増加させるようです。
 厚木基地の対応について、市の基地政策課に確認したら、関係機関に問い合わせ中との回答でした


大和市側の引地川で有機フッ素化合物を検出

2024年05月16日 | 有機フッ素化合物

 5月14日に神奈川県が公表した、引地川における有機フッ素化合物の調査結果について、詳細調査で、令和5年9月と令和6年1月に、引地川の大和市地域の草柳橋から福田1号橋の調査で220ナノグラムが検出されています。県環境部環境課HPを見て下さい。東京新聞は昨日報道しています。


今日の東京新聞の記事、相模原の河川で高濃度のPFAS汚染

2024年01月12日 | 有機フッ素化合物

 相模原市内を流れる道保川の下流域で全国平均濃度の340倍に相当の汚染。生息しているカタツムリの肝臓では14万ナノグラム、身が2万9000ナノグラムの高濃度が検出されています。
 道保川の源流の北2㌔には米軍相模原補給廠や工業密集地域が有り、汚染の発生源は特定されていません。
 道保川は相模川の支流なので、高濃度の汚染は相模川に流れ込み、相模川の下流では海老名市の社家地域の相模大堰で取水して社家取水場、寒川町の寒川第3浄水場から水道水を取水して神奈川県内の水道水に使用されています。

 


熊本市内で高濃度のピーフォスが検出された

2023年06月10日 | 有機フッ素化合物

 1か所目南戦争で有名な田原坂の近くの北区植木町轟地区の井戸水から100ナノグラム近くの高濃度が検出されました。
 この地域は市内を流れる白川から離れた地域で人口の少ない山間部で市では原因調査を行っています。
 一部ネット情報では白川の上流地域の空港などを懸念した声もありますが、大きな丘陵地を汚染物質が昇る可能性は低いので、丘陵地の高い地域から地下水に侵入した可能性が有ります。
 地域の井戸掘削業者に確認すると地下水の動きについてアドバイスを受けれる可能性があるので、熊本県鑿泉(井戸業者)協会に確認すると発生方向が絞れると思います。
 もう一カ所の熊本市内中央区九品寺地域の汚染は、市内を流れる白川に隣接しているので、白川の上流地域で汚染物質が流入した可能性がある工場や施設を確認する作業が必要です。
 どの時点で流出したのか不明のため調査は大変と思います。
 熊本市は100ナノグラムで全国に報道されていますが、厚木基地に隣接している綾瀬市内の本蓼川地域の井戸水は2600ナノグラムの高濃度を検出されていますが、日本政府も神奈川県も隣接している厚木基地への調査を行っていません。
 本蓼川地域の丸子茅ヶ崎線以北は水道水の敷設がされていない地域です。


厚木基地へのへ立入について報告が有りました。

2022年12月20日 | 有機フッ素化合物

 9月4日に厚木基地で米軍格納庫の泡消火設備から大量のPFOSを含んだ泡消火薬剤が流出して、基地内の左岸側の調整池から蓼川に流れ出た事件で、10月6日に、国、県、綾瀬市、大和市が環境補足協定での立入調査を沖縄県以外では初めて実施されましたが、県や市の職員は発生場所の格納庫に行けず、調整池の採取も出来ず見ているだけだったとの情報もあります。市民始め多くの人が怒っています。
 昨日12月19日(火)に環境補足協定に基づき、国(防衛省、外務省、環境省)、神奈川県、綾瀬市、大和市による基地への2回目の立入が行われました。
 今回の立入では、事故発生場所の格納庫の泡消火設備について、米側から事故の原因及び再発防止策の説明と現状の確認、調整池の泥の回収及び洗浄状況の説明を受けたそうです。
 事故から3カ月近く経過した時点での立入調査は遅すぎます。


厚木基地の自衛隊で泡消火設備専用配管等の洗浄水が漏れ出しの報告

2022年12月17日 | 有機フッ素化合物

 12月14日(水)、海上自衛隊厚木基地航空基地内で、泡消火設備専用水槽水を処分するため当該水槽水を抜き取り、配管等を洗浄していたところ、配管周辺の地表面に水が漏れ出している状況を確認した。
  地表面に漏れ出した水は回収しており、引き続き、海上自衛隊第4群として適切に対応してまいりますと16日に綾瀬市に有りました。
 

*厚木基地の泡消火設備のタンクのPFOSについては、自衛隊から97万ナノグラムとの報告が今年有りま した。
*今回の漏水事故は14日に発生し、綾瀬市への連絡は16日(金)に行われています。15日(木)は市議会最終日で議員が全員議場にいました。それを避けるように金曜日に連絡が来ています。
*漏れたPFOSの量の報告もなく心配があります。


厚木基地のPFOS撤去

2022年12月07日 | 有機フッ素化合物

 6日の基地政策特別委員会で、市側に厚木基地に保管されている有機フッ素化合物のPFOSの撤去時期について質疑しました。
 市側の回答は、米軍は12月中に行う。自衛隊は今年度中に解消するように進めているとの回答が有りました。
 米軍に関しては、9月の流出事故の前に解消されていれば大きな被害が無くて済んだものです。厚木基地の自衛隊では高濃度のPFOSが保管されています。撤去前に火災が発生しない事を望むものです。


明日11月23日(水)午後4時からPFOSシンポジウムを行います

2022年11月22日 | 有機フッ素化合物

 大和駅近くの大和市生涯学習センターシリウス601会議室でPFOSのシンポジュウムを行います。講師は静岡理工科大学元教授・元神奈川県環境科学センター職員の惣田いくおさん、県内の米軍基地の議員からの報告(横須賀基地・厚木基地・座間基地)、県議団、沖縄からの報告が予定されています。
 私も短時間の報告を行いますのでご参加して下さい。県内では基地からの泡消火薬剤が問題になっていますが、都市部の駐車場など多くの建物に保管されていますのでご参加して下さい。

 


日本共産党神奈川県委員会主催で、有害物質PFOSの学習会を行います

2022年11月14日 | 有機フッ素化合物

11月23日(水)勤労感謝の日、16時開会で、有害物質PFOSって? 学習会を行います。会場は大和市生涯学習センター(シリウス)601会議室で行います。講演はPFOSをはじめとした有機フッ素化合物の有害性について、講師は惣田郁夫さん静岡理工科大学元教授、基地周辺議員団、県議団などの報告を行います。私も厚木基地関係の被害について短時間の報告を行います。定員140名で参加費は無料です。


県内米軍基地からの相次ぐPFOS等の流出に関する緊急要請

2022年10月04日 | 有機フッ素化合物

 

 10月3日に神奈川県基地関係県市連絡協議会が、外務大臣・防衛大臣に対して緊急要請を行いました。

 要請項目の中に、土壌の調査を行う事が明記された事が前進です・9月議会の私の一般質問に対して、否定的な回答でしたが、今回の要請行動は綾瀬市も参加した行動で「土壌」の調査を求めた事は大きな前進です。

 

★福田くみ子のブログはこちらです
 https://blog.goo.ne.jp/fkdkmk928


雨が降らない事を祈ります

2022年10月01日 | 有機フッ素化合物

24日に厚木基地から流出したPFOSが蓼川に流れ出て、調整池からの排水を停めたのでPFOSが基地内の調整池にも残っています。雨が降る前に回収して処理を行って貰いたいものです。大雨が降ると調整池から河川に更に流れ出す事が危惧されます、

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厚木基地への抗議行動

2022年09月30日 | 有機フッ素化合物

 9月30日、午前9時から日本共産党と平和委員会の皆さんがが合同で行動しました。在日米海軍厚木基地の泡消火剤(PFOS)放出事件の抗議と及び再発防止の申し入れを行いました。
 24日未明に起きた事故に対して、事件に抗議し、有機フッ素化合物の量、所在地点,流出経路などの実態を明らかにすること。放出したPFOSを回収して完全廃棄まで厳重に保管するこなどを求める。平和委員会の皆さんの要請も一緒に行われました。