市役所周辺に計画されている「道の駅みたいなもの」の第2回学習会が市役所の会議室で開催されました。
参加者は、市長・副市長・教育長、幹部職員と担当職員、市議会議員、農商工の代表も参加していたと思われます。
講師は、株式会社ローカルファースト研究所、東洋大学客員教授関幸子さん。
人口動態から始まり、管理運営の方法について説明されました。民間活力での対応で問題が多い内容が有りますが、指定管理者などの外部活用で、過去に勤務されていた三鷹市の事例を話されました。図書館を外部委託にしたら、運営管理費が安くなったが、民間賃金が極端に低く、非常勤が多いので、市と業者の契約金額を見直して、増やした分は労働者の賃金アップに回してもらい非常勤職員から、常勤職員に変えて貰った事例の紹介が有りました。
民間活用についての話が多く、PPP 契約根拠:民法(委託、無名契約)、その一部としてPFI 根拠法:PFI法
(事業方式) BTO 建設・移管・運営、 BOT 建設・運営・移管、 BOO 保有・運営、 BLO リース・運営、 BLT 建設・リース・移管、 DBO 設計・建設・運営。
公共事業を民間に回すことを政府が進めて、地方自治体が導入している事例の説明が有りました。公共事業を民間に回して、非正規雇用を増やして、低賃金労働者が増えると、家庭を持つのが困難になり、人口減少がさらに酷くなります。
民間企業で低賃金労働を増やすのでなく、公務員の技術力・企画力アップの政策が急がれます。