1983年(昭和58年)冬の時期と思います。
市議会議員の1年目の冬、各施設の実態調査で回っていたら、図書館1階の開架コーナーは市民の利用があって暖かくて図書を選ぶのには最適でした。
2階の事務室に向かうと、室内にいる職員が皆防寒着を着用して、電気ストーブで室内を温めています。
皆さん、どうしたのですかと尋ねると、職員の方から図書館の暖房能力が弱いので事務室の暖房を利かせると、1階の本の開架コーナーが温まらなくなるので我慢しているとの説明です。
図書館は建設して年数も過ぎていないので、暖房の能力は有るはずと述べて、誰のまちがった話なのか確認したが、そう説明を受けているとの回答で、誰が間違って説明を最初に行ったのか判明しませんでした。
施設全体の暖房機器などの管理を行っている中央公民館に、メンテナンスを行っている業者も集めて仕様書のボイラーの能力を確認したら、全館の暖房には問題がないことを確認して、図書館事務室の暖房を入れました。
メンテナンスを行っている業者は、日常的に図書館も回っているのに、防寒着着用の職員の不自然さで対応を考えないのか残念です。
図書館全体を確認が必要と思い、地下の倉庫に向かったら凄く寒い状態です。頭上を見たら暖房のパイプが設置されています。
職員にお願いして閉まっていた、暖房のコックを開いて貰ったら、温かい温風が音を立てて噴出して来ました。
市の施設の確認行為が大事だと気付きました。