松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

学術会議介入Q&A 今日の赤旗①②③面に特集記事が掲載されています。

2020年11月15日 | 学術会議

 国の最高権力者が「意に沿わないものは理由なく切る」と言い出したら、国中にその空気が広がる」(山極寿一・前学術会議会長、「朝日10月22日付)、菅政権は人事権をふりかざして官僚を支配し、懐柔と圧力でメディアを支配し、そして今度は学問の世界まで支配しようとしているのです。抗議の声をあげている団体は・個人も、今度はわれわれだと警鐘を鳴らしています。日本消費者連盟も「次に来るのは市民活動に対する締め付けであり規制の強化であることは容易に想定できます。宗教団体・生長の家は「今の時代、科学的真理の探究を操作しようとする政治が、宗教的真理の探究を尊重するなどということはあり得ない」として、反対の声をあげています。
 山極氏は、任命拒否が権威に忖度する傾向を強め、「着実に全体主義国家への階段を上っていくことになる」(同前)と警告しています。
 今日の赤旗2面には、学術会議ってどういうもの?、①何をしている組織? あらゆる社会問題に提言。生活に密着の提言。政府政策に貢献。世界の学会と連携。②各国にあるの?、公的資金で運営。③後任選び閉鎖的?。多重的な審査へて選考。既得権益どころか献身的。任命拒否のなにが問題? ④何が起こったの?。理由を示さず6人外した。⑤首相の言い分は?。支離滅裂でなりたたない。⑥「適切に対応」というが。学術会議法に真っ向違反。⑦学問の自由に影響ない?。現実に脅かされている。⑧「学問の自由」なぜ規定?。歴史の反省踏まえ明記。
 
 私は危惧します、安倍首相~菅首相の一連の行動と戦前のドイツでのナチの動きが似ていると思います。