松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

神奈川県が能登半島地震の被災者への公営住宅の一時提供記事

2024年01月11日 | 水害・洪水対策

 神奈川県は被災者に公営住宅を6か月間無償で貸し出すと表明しました。担当課に問い合わせをしました。能登半島からの移動の費用は被災者が自分で負担して欲しい。ふとんなどの最低限の準備について確認したら、生活に必要な準備は自分でしてほしい。受入れ自治体が行うのかは受入れ自治体に確認して欲しいとの回答でした。
 数年間の助成なら利用しやすいが、利用期間は半年だけで、移動費用や生活準備の費用は被災者の自己負担では利用が困難です。
 受入れし易い対応をセットで考えることが必要と思いました。


くま川鉄道一部運転再開

2021年11月29日 | 水害・洪水対策

 昨年の熊本豪雨で被害を受けた、熊本県南部地域の第三セクターのくま川鉄道(人吉温泉~湯前)全長約25全線14駅の区間のうち、肥後西村~湯前の約19㌔が開通しました。
 JRの線路までの約6㌔は、今後の復旧工事が急がれます。当面は肥後西村駅からバスに乗り換が続きますが、奥の方から開通したので手前の区間の工事は必ず行われると思います。
 九州や北海道では、大規模災害後に廃線の可能性がある中で、一部開通は大きな励ましになります。


深谷中の住宅地で、雨水が排出出来ないで水没する地域の対策を協議

2020年08月04日 | 水害・洪水対策

 住宅地で造成が進んで排水が出来ないで道路が水没の相談を先週受けて、昨日、市の道路管理課と下水道課の職員を含めて対策を協議しました。
 浸水箇所は深谷中の、バス路線の長後座間線の東側の住宅地に降った雨水が写真のボックスに集まり、バス通りの地下を横断して比留川方面に地下の雨水管で流れる仕組みです。
 地下の雨水排水管の設置は、何十年も前に行われ、その当時は山林や空き地が多く、道路はジャリ道で降った雨水が地下に浸透していましたが、現在は敷地内に設置されている浸透設備では処理が出来ない雨水が大量に集まっています。
 本来は、地下の雨水管の入れ替えが出来れば良いのですが、工事費が膨大で簡単には出来ない状態ですので、地下の雨水管内に堆積していると思われる、石や砂利を取り除く工法を含めて検討することになりました。
 雨水が溜まる箇所の側溝の蓋もグレーチングに変更する予定です。
 雨水が流れないのは、写真の松本の右側が低くそこに溜まります。その箇所から写真のボックスの地下に流れた、写真の後ろ側のバス通りを横断しています。

 

 


災害ゴミの処理は隣接県を含めた対応が必要です。l

2020年07月12日 | 水害・洪水対策

 今回の災害では、熊本県や福岡・大分県などに被害が集中しています。土砂崩れや洪水被害で想像を超えは災害ゴミが発生しています。
 被害発生自治体の焼却炉では処理の限界を超えていますので、比較的に被害が少ない県や地方自治体に対して、国がお願いしてゴミの引き受けを早急に依頼すべきです。
 例えば、熊本県内の被害に対しては県内の自治体だけでなく、隣接の鹿児島県や宮崎県に依頼するなどの対応を急げば復旧が早く進むと思います。
 鹿児島県や宮崎県などから、自治体の車や土木業者のとトラックなどを動員してゴミを持ち出して処分すると復旧が前進します。
 ゴミの搬出をお願いする自治体の分別作業が重要です。焼却出来るゴミをまとめて保管してショベルカー等で短時間に積み込むことが出来るようにゴミの持ち込み時点で対応すべきです。
 例えば、災害が発生したら翌日程度から、ゴミの集積場所を畳や木くずなどの可燃物、再利用が出来る金属類、危険なガラス、汚泥等の保管物の置き場として、日常的にスポーツ施設や公園を受け入れ場所を最低限確保して、ゴミの搬出には分別が必要とお願いして、分別がされていない災害ゴミは持ち帰って貰うなどの対策が必要です。
 災害ゴミは種類ごとに受入れ予定時間をお知らせして、自動車での搬入に合わせて重機で荷台から押し出しの作業を行うと作業が短時間に進行します。


準用河川比留川に障害物が

2020年04月21日 | 水害・洪水対策

 綾瀬市が管理している準用河川比留川は、落合地域の新幹線下を横断する箇所で上流域の洪水対策として、新幹線の土台部分に直径約5mのバイパス菅を掘りました。
 当初の予定では下流で合流する蓼川、蓼川と合流する引地川などの拡幅工事が同時並行で行われる予定でしたが、比留川のバイパス菅の工事は昔完成しましたが、県が管理している下流の蓼川の拡幅工事がまだ終了していなく、その下流の引地川の遊水地の工事もまだ工事途中の状況です。
 また蓼川の上流部の国と米軍が管理している厚木基地から、流れでる雨水の調整地も工事中の状態です。
 そのために下流域の洪水を防ぐために、せっかく完成している比留川のバイパス菅の殆どは塞がれています(矢板1枚分のみ開いています)。
 新幹線下のバイパス横断部分の矢板の箇所に木材や竹などが引っかかり、本流の比留川にも河川の流れを妨害するものが川に残っています。
 洪水被害をなくすために除去が必要です。

 

 

 

 

 


比留川にみどり色の液体が残されています

2019年09月07日 | 水害・洪水対策

 落合南4丁目の比留川にに流れ込み排水管の近くに緑色の液体が淀んでいました。
 この排水管の場所は、過去にも緑色の液体が溜まっていたので、市の職員に調査を依頼して解決した箇所です。
 誰かが意識的に緑色の液体を、排水溝を使って河川に流しているようです。
 流している最中でないと、特定の施設が疑われても注意が困難な状況です。
 月曜日以降の市の調査に期待します。

 


落合北の遊水地遊歩道でのバイクの通行についての看板設置

2019年04月24日 | 水害・洪水対策

 4月11日に掲載した落合北遊水地の遊歩道をバイクが通行している問題をブログに書きましたが、昨日担当職員から説明を受けました。
 写真のように、利用者の安全確保のため、バイクはエンジンを切り、降りて通行するようお願いします。の文面をラミネートして、遊歩道の入り口に貼り出されています。


落合北の遊水地、外周が散歩出来ます

2019年04月01日 | 水害・洪水対策

 市内河川の洪水対策、下流域の引地川の遊水地の工事の遅れや厚木基地内の調整地工事の遅れが続いているので、綾瀬市は上流域の比留川に約2万立米の遊水地を作り作りました。
 昨年春に遊水池は完成しましたが、のり面が弱いので1年間立入禁止にしていました。
 昨年、議会全員協議会に調整地の遊歩道工事が報告されました。松本はその場で、調整地の外周は盛り土で築かれているので、地盤が弱いので、手すりの設置だけでは傾いてしまうので、鉄パイプを深く埋めて補強しないと、フエンスが傾く事を指摘しました。
 補強の鉄パイプも市販の肉厚の薄い品物は、地中に埋めると弱く数年で折れる可能性が有るので、建設工事で使用する肉厚のパイプの使用をお願いしました。
 その後、遊水地の工事を行った業者の方に、議会全員協議会でパイプの補強が必要と指摘して追加工事にしましたと話したら、業者の方の説明に驚きました。工事着手前に業者から市の担当者に、盛り土の上のフエンス工事は、補強の鉄パイプを地面に入れないと、フエンスに風が当たると風圧で傾くので、補強の鉄パイプの予算を追加して欲しいとお願いしたが、予算が無いので、補強の鉄パイプは見れないとの回答が有ったそうです。
 松本が指摘しないで工事を行うと、強風でフエンスが傾いた可能性が有りました。
 建設の一般的な常識について、指摘しないと市の手抜き工事になっていました。
 

 地中に埋められている鉄パイプの品質についても確認します。
 直径40ミリや50ミリの鉄パイプの肉厚は、建設工事で使用する場合は肉厚です。ホームセンター等では、直径は同じでもパイプの肉厚が薄く安価な品物もあります。
 今回は、肉厚のパイプの使用をお願いしていますので確認します。

 以前、赤旗掲示板の柱に鉄パイプを地中に打ち込んでいました、ホームセンターで購入した安価なパイプは、数年で地面の下で腐食していました。
 その後は、肉厚の安全なパイプを購入して、地下に埋めました。
 現在は、肉厚の鉄パイプより強度な、鋳鉄管を使用しています。

                         

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                                                                                                                                                                                                                                                     


落合遊水地の遊歩道の工事が行われています

2019年01月17日 | 水害・洪水対策

 落合北の遊水地は昨年完成して、盛り土の堤防が固まるまで放置して、ようやく散策路の手すり工事が行われています。
 工事が完成すると、春には土手の上を散策して遊水地の中でグランドゴルフなどが行えます。遊水地工事の着手前を横の道路から見た写真と遊水地が完成して手すりの工事中を高台から写した写真です。


 逆止弁設置工事で、逆止弁の説明がされていません

2019年01月09日 | 水害・洪水対策

 上土棚中5・6・7丁目で、下水道の逆止弁設置工事を長寿命化対策工事に合わせて、200世帯以上の住宅で工事が行われましたが、工事説明の回覧(工事施工についてお知らせ、工事件名 平成30年度上土棚処理分区長寿命対策工事、工事概要 老朽化した汚水本管、マンホール、公共汚水桝、宅内への引込管の改修工事を行います)、工事で家庭を訪問した時点でも、宅内の汚水桝内に逆止弁を取り付ける事を知らせていませんでした。
 昨日、工事が前年度に完成している地域の方と話してましたが、自宅の敷地内の汚水桝の取り換えは行われたが逆止弁の設置は聞いていないとのことです。
 下水道課に確認したら、工事を知らせる観覧版にも、工事業者も説明していないことが判明しました。
 逆止弁取り付けの目的は、道路が冠水して雨水が汚水マンホールに空いている穴から下水道管に流れ込んで、低い住宅内に逆流して建物内の排水穴から汚水が噴き出すことを防止します。(敷地境界近くのマス内に弁を設置して、宅内の汚水は外に流れるが、道路から流れ込んだ汚水は弁の働きで敷地内に流れ込まない装置です)
 設置前は、建物2階など高いところからの排水は道路が冠水していても水圧の関係で敷地外に少しづつ流れていましたが、逆止弁設置後は道路が冠水している時間帯は、敷地境の逆止弁が働き汚水が外に出ないで、宅地内の管内に溜まり室内に溢れる可能性が有りますので、道路が冠水している時間帯は自宅の排水を止めることが必要です。
 下水道課にお願いしました、逆止弁設置で家庭内への汚水の流入を防止できても、逆止弁の特性を住民に知らせないと、建物2階の排水が1階に流れ出る危険性が有ります。
 工事区域内には2階建てのアパートもあります。2階の人が流した排水で1階の部屋に流れ込む危険性が有りますので、早急に説明の文書を配布すべきです。
 便利な装置を取り付けても、問題点を知らせないで逆止弁設置工事を行う事は、新たな被害が発生する危険性が有ります・

 

 

 


防衛省職員の説明

2018年12月19日 | 水害・洪水対策

問・電気のケーブルはいつ発覚したのか。
答・2月~9月に確認している。試掘を40か所程度行い30か所程度から確認した。
問・どの場所でケーブル等が出たのか。
答・あちこちから出てきた。
問・具体的に迂回させるとの説明だが、どのようにするのか。
答・平面上でさけたり、下をくぐらせる。
問・迂回によって、何故工事が2年も遅れるのか。
答・再度流量などを設計し直し、変更は米軍との調整等を行う。
  一部遅れるが、流せるところから流す。
問・今回の調整池の容量は。
答・1万6000㎥程度。

 米軍から埋設物などの図面を、事前に受取って設計し試掘を行ったが、工事を始めると事前に受け取った図面と違っていた、電気のケーブル以外のライフラインの埋設物も出てきたとの説明でした。
 私から訴えました、基地の南側の綾瀬スポーツ公園の雨水排水は、雨水が9960㎥蓄えられるのに、県の指示で施設からは1日に1552㎥しか排水出来ない。排水するのに、4日以上かかったことも有る。隣の厚木基地は、桁違いに広いのに、そのまま河川に流しているので、下流は洪水被害を受けているので、工事を急いで欲しいと訴えました。
 洪水被害を無くすため、綾瀬市では200世帯以上の住宅に、住宅内に下水が流れ込まないように逆止弁を取り付けているが、集合住宅の場合は2階以上の方が排水の停止が困難なので、1階に取り付けが出来ない。そのため室内に汚水が流れ込んで清掃するのに1世帯100万円使っているので、早急に工事を進めて欲しいと訴えました。


厚木基地の調整施設の遅れに対して、防衛省から説明を受けました

2018年12月19日 | 水害・洪水対策

 12月19日(水)午前10時から、国会の畑野君枝事務所に防衛省職員に来ていただいて、レクチャーを受けました。
 議員の参加者は、畑野君枝衆議院議員、しいばかずゆき参院比例予定候補、あさか由香参院神奈川選挙区予定候補、加藤なを子県会議員、松本・上田綾瀬市議が参加しました。
 厚木基地内の雨水調整池の工事は、左岸側と右岸側に設置する計画で行われています。 左岸の1つ目の調整池に接続する排水施設の整備で、3期に分かれて工事を行い、1期目の一部が平成30年9月に完成して、残りが30年12月末,2期目が31年3月末、3期目が32年3月末で工事が予定されていたが、工事の途中で電気のケーブル等が発見されたので、30年9月に接続した工事以外が平成32年3月末に変更との連絡が綾瀬市に有りましたので、なぜ遅れるのかの確認と市民は洪水被害を受けているので工事を進めて欲しいと訴えました。


厚木基地内の調整池の完成が、また遅れることが判明

2018年12月07日 | 水害・洪水対策

 綾瀬市内を流れる2級河川蓼川(たてかわ)、上流部は厚木基地内を流れています。
 蓼川の下流域では、住宅地が何度も洪水被害を受けています。
 大量に流れ込む雨水を調査したら、大雨の時厚木基地内から大量に河川に流れ込んでいます。
 蓼川流域では、綾瀬スポーツ公園などでは河川に負担がかからないように、調整池を設置して、流れを調整していますが、厚木基地は滑走路などに溜まった雨水を直接蓼川に流しています。
 20年程度前から、厚木基地内に調整池の設置を求めて来ました。
 数年目には調整池が完成したとの報告が有り、ほっとしたら、調整池に接続する配管が出来ていないので、雨水を集めることが出来ないことが判明しました。
 右岸側は設計段階です。左岸側は数年前に調整池が完成して、調整池までの配管工事が残っていました。
 国の昨年の説明では、1つ目の調整池に接続する排水施設は3期に分かれて工事が行われ、1期目の1部が平成30年9月に完成しており、残りが平成30年12月末、2期目は31年3月末、3期目は32年3月末の完成予定でした。
 6日の基地対策特別委員会の報告では、11月にこの排水設備工事で、地中の電気ケーブル等が発見されたので、9月に完成した部分を除く、他は全て32年3月末の完成予定との説明が有りました。